★サポートブックの趣旨

このブックは文字通り、ノブの行動をサポートしやすくするためのものです。

1999年春、ノブが高等部3年になる頃、あることをきっかけにサポートブックを考案しました。
最初、名前を『のぶマニュアル』と考えていましたが、人間にマニュアルはどうか?というご意見をいただき、考えた結果、『サポートブック』と命名しました。
今現在、ダダ母さんを初めとして、全国の仲間たちが中心となって、サポートブックの輪はドンドン広がっています。

これから社会に出て、親や指導者以外の、ノブの特性を知らない人たちとかかわることが多くなると思います。また、ノブは、レスパイトサービスを利用していますが、サポートの学生さんはその都度変わります。
そんな時、いちいちノブのことを説明するより、いろいろな注意点、特徴を書いた「サポートブック」が一冊あると、それを渡せば、いざと言う時に役に立つかなと思って、作成することにしました。

★最初のページ

最初のページには、「のぶファイル」を入れました。
ここには、ノブの顔写真と一緒に、ノブの名前、住所、両親の携帯電話番号、血液型、学校名などを書いています。
もし、迷子になったり、何か突発的なことが起きたときに、役に立つのではないかと思います。
になったり、何か突発的なことが起きたときに、役に立つのではないかと思います。
いろいろな項目に分けて、インデックスをつけて、すぐに見たい項目を開くことが出来るように工夫しました。
現在設けている項目について説明します。
ノブのサポートブックはこの文章に合わせて、画像やイラストが添えられています。イラストがあることで、より視覚的にわかりやすくなっています。(自閉症の人だけじゃないのよ、視覚の方がわかりやすいのは)

★コミュニケーションの取り方

1、ノブは自閉症児です。認知の面に障害があります。聴覚より、視覚のほうが優位です。そこで、目で見て分かる方法を取ります。
2、「ボランティアのお兄さん、お姉さん」と言うのではなく、キチンと名前を示してください。ノブにも名前で呼ばせてください。
3、話をする時には、目線を合わせるようにしてください。
4、話は、できるだけ具体的で、見通しのつけられるようにしてください。
5、うまく伝わらない時には、絵カード(コミュニケーションブック)を使ってください。
6、一日のスケジュール、もしくは今からの行動スケジュールを紙に書いて見せてやってください。

これらの事柄について、それぞれ詳しく説明をしています。

★QHWについて

QHWの扱い方を簡単に書いています。

パニックの対処法

1、小パニック
2、中パニック
3、大パニック

それぞれのパニックの対処法をかなり具体的に書いています。

それと、「パニックを誘発する可能性のあること」について、具体的に書いています。
サポートブックについて


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