洗剤の小分け

洗濯の大好きなノブにとって、洗濯機はとても大切な生活の一部です。
でも、手順はわかっているノブも『量』を計るとこがとても苦手。目を離すと、洗剤を一箱全部入れて、大騒ぎになることもしばしば。

そこで、一回分の洗剤や柔軟剤をフィルムケースに入れることにして、それを使って洗濯をするように指導しました。今は、とてもスムーズに選択が出来ています。
使用済みのフィルムケースはそのたびにノブ自身で洗い、そして小分け作業も彼がしているので、余暇活動にもなるというスグレモノ。
最近では、キューブ型の洗剤が出たので、とても助かっています。

リンスインシャンプーやボディシャンプーも、同じ要領で小分けしています。
『×』マークの効力

ノブにとって『×』マークは、してはいけないことを意味する見通しマークです。
耳からよりも目からのほうが情報が入りやすいノブにとって、口で何度も『ダメ!』と言うよりも、一枚の『×』カードを示した方が、より伝わりやすいのです。

トイレの手洗いで水遊びをするノブに、何度も口で言うよりも、『×』カードを貼ることによって、より効果的に注意を促すことが出来ています。

これは他にもいろいろな場面で効果を上げています。
特に危険が伴うもの、例えばガラス、鏡などをたたくクセのあったノブに、『×』マークを貼って示すことで、視覚に訴える効果的で平和的な解決が出来るわけです
魔法のテープ?

ノブはいろいろなものが自分の思うところにちゃんと整っているか、とても気にします。「こだわり」と言われるものの一つです例えば、台所のマット。
母親が定位置に置いていても、彼はそれが気になってしかたがなくて、日に何度もそれを動かします。
例えば、台所のコーヒーメーカーとコーヒー入れ。
ノブの大好きなコーヒーを入れるための大事な道具です。彼はその位置が気になって仕方がないらしく、やはり何度も直します。
そこで、使うのが「ビニールテープ」です。
我が家では「魔法のテープ」と呼んでいます。
ノブが気になって何度も直そうとしてそれに執着してしまいそうなものの位置を決めて、テープを貼ります。
そして、その場所を特定、固定して示してあげるわけです。黒いビニールテープで囲まれた範囲が、その「気になるもの」の所定の位置だよって「目で見てわかる」ようにすると、あ〜ら不思議。あれほど固着していた整え行動がなくなって、ノブは安心してほかの行動に移ることが出来ます。何度も同じ事をしないの!・・・・と叱るよりも、ただテープを貼ることで、またまた我が家はとても平和になります。

歯磨きチューブの小分け

歯磨きの場合も、ノブの『量』を計ることの困難さを解決するための方法をいろいろと試してきました。

液状歯磨きを小さなポンプ式の容器に入れ替えて使ったりしましたが、やはり一気に押し出して、どうにもうまくいきません。
信頼する主治医の先生の助言の下、ホテルなどで見かける3gほどの使い捨て歯磨きチューブを使ってみることを思いつきました。

製造メーカー何件かに問い合わせてみましたが、個人では歯磨きチューブだけど購入するのは無理とのこと。それなら、と工夫好きのノブ父が、注射器を改造した詰め替え用注入容器を作りました。
そして、愛媛県の株)アイテックの厚意により、定期的に空の3g容器を購入することができるようになりました。それに注入容器で歯磨きをつめています。

現在、ノブは一個ずつ取り出してちゃんと歯磨きが出来ています。混乱はなくなりました。