今月のお花 No3
【画像をクリックして下さい】

 2016年7月
 ※2016年文月

≪盛花≫ 花材・・縞がま、ダリア2色、ブラックベリー、八つ手

       今年の夏も猛暑になりそうです。
       涼しさを感じられる素材(ガラスの花器、石、貝、スダレ等)を使って涼を演出して
       みませんか。
       今月の花は縞がまが手に入りましたので、ガラスの器にガマの葉を遊ばせ、白い
       ダリア、ブラックベリーの実で、すっきりと活けました。
       器の下に白い砂を敷いても置く場所によっては良いかなと思います。


◆ブラックベリー;バラ科・落葉樹・実が着くのに2年・
      ブラックベリーは北アメリカの原産でキイチゴ(木苺)の仲間、果実には赤紫色と黒色
      の品種があり、生食のほか、ジャムや果実酒などにも利用される。
2016年6月
 
※2016年水無月

≪盛花≫・・利休草、スモークグラス、ノーブルリリー、ひまわり2種、ヒペリカム、レザーファン

       今年もあっと言うまに折り返しの月が来ました。
       梅雨入りの日も間近に迫りお花で少しでも爽やかな気になりたいと、緑の涼やかな
       素材を数種類活けました。
       大きいヒマワリは黄色の花びらは取り除き芯の茶色でインパクトを、そして姫ひまわり
       のアサヒの小さい黄色で元気になるようにとの思いの作品です。

 ◇「利休草(リキュウソウ)」は、つる性の多年草で、夏場に楚々とした小さな花を咲かせます。
  江戸時代に中国から渡来したもので、葉姿が好まれ茶花として使われました。切花としても
  持ちが良く、洋風のアレンジメントにも使われます。根塊にはアルカロイドが含まれており、
  中国では駆虫剤などに使われています。家に置くと悪気を退ける効果があるとも伝えられて
  います。
  
分類・・ ビャクブ科ビャクブ属(百部)、開花期・・8~9月
2016年5月
 
※2016年皐月

『生花』・・ナルコユリ、シラン

      目に飛び込む新緑が心まで清らかにしてくれる様に思えるこの季節です。
      庭に鳴子百合と紫蘭が咲いていました。
      鳴子百合も年中 花屋に出廻っていますが、今可憐な花を付けています。
      紫蘭も紫色花はたくさん見ますが我が家の庭でも数少ない白色の紫蘭を見つけ
      一つの砂鉢に、本勝手、左勝手の向き合せで活けてみました。 初夏を感じて
      いただけますでしょうか。   
      「砂鉢」・・金属製:水盤状で砂色の花器、華道で花を挿すために使う。

 ▲ナルコユリは5~6月に咲くユリ科の花、山地や林の中や草地に生息する多年草、葉の脇
   から花柄を出して枝別れをさせ、緑白色した筒状の花を3~4輪くらい下向きにつける。

2016年4月

 
 ※2016年卯月

≪アレンジメント≫・・ゼンマイ、ガーベラ、トルコキキョウ、木いちご

             春が来ると花材のぜんまいは柔らかく、今にも食べられそうな触感に
             なります。
             表情も豊かになって来て、活けていてもつい微笑んでしまいます。
             木苺も白い花がチラホラと咲きだしてきました。


◆ゼンマイ・・ゼンマイ科のシダ植物、原野や山地に生える。 葉は約70センチメートルの羽状
 複葉、若葉は葉柄とともに渦巻状に巻き、綿毛におおわれ、春、開く前に採って食用とっする。
胞子葉は短く、羽方は線形。 漢字では「紫萁」  日本では山菜の代表格としてワラビと並び
称される。 若い葉は
佃煮、お浸し、胡麻和え、などにして食べる。       
2016年3月
 

※2016年弥生

≪生花≫・・サンシュウユを筒活け、二重の花器に活けます。
        左側・・「本勝手」の形で筒の花器に。
        右側・・「副流し」の形で二重花活け。

◆サンシュユ・・ミズキ科、元々は薬用植物として江戸中期に朝鮮から果実が持ち込まれまし
 たが、現在では春を告げる花木のひとつとして切り花や庭木、公園樹として親しまれます。
 木は大きくなると高さ6mほどに達します、主な開花期は3~4月上旬で、葉が芽吹く前に5ミリ
 ほどの黄色い小花を枝一杯に咲かせ満開の花が黄金色に輝くように咲く姿から「ハルコガネ」の
 別名があります。
2016年2月
 
 ※2016年如月

≪生花≫・・石化柳、ツバキ(紅白2種)を 左勝手で活けました。
       
 ツバキはたくさん種類があり、正月前から咲く花もありますが、今頃は藪椿が咲き乱れる季節
になりました、木についている姿、そして落ちて真っ赤なジュウタンの様になっている景色、
寒い冬になくてはならない絵です。 石化柳が立派な生花の線になっていたので、それを生かし
ツバキをそれぞれの添えに使いました。


◇石化柳・・オノエヤナギ(尾上柳)、別名ジャリュウヤナギ(蛇竜柳)。
 分類:ヤナギ科、ヤナギ属、落葉高木。
 原産:日本(北海道・本州奈良県以北・四国)からシベリア東部 にかけて。   
 茎が退化することにより、茎の一部が枯れ込んで生長が止まり、ほかはそのまま生長する
 ため、曲がりくねることが多い。
 いけばな花材として切り枝がつかわれる。
2016年1月
 
 ※2016年睦月

『アレエンジメント』・・若松、金明竹、梅、葉ぼたん、千両、シンビジューム、松かさ、姫杉外など
      
◇お正月の花のアレンジです、花器は孟宗竹を切りだして加工します、半分に割り横にして
  吸水性スポンジ(オアシス)を乗せて花材を刺していきます。


◆新しい年が始まりました、今年はどんな1年になるのでしょうか?
  笑顔で毎日すごせたら良いですね。 そんな気持ちも込めて、正月らしく、松竹梅や不老の蘭
  、赤い実の千両を孟宗竹の器に活けました。
2015年12月 
 ※2015年師走

『アレンジメント』・・サンゴ水木、サンキライ、もみの木、黄金ひば、姫杉、ばら。

☆12月といえばクリスマス、幾つになっても心踊る月、さあ~今年は何の花を活けましょうか、
  やっぱり赤と緑、そして雪の白、
  サンゴ水木・サンキライの赤色、もみの木・黄金ひば・姫杉の緑色、
  コキアの雪化粧を思わせる白色、

  四角の赤い器にサンゴ水木で三角のツリー、木の実と黄色のバラでアクセント、トナカイも
  隠れています。
  ちょぴり大人の12月の花です。

2015年11月
 
 ※2015年霜月

『盛花』・・キューイのつる、ピンクッション、とうがらし、ゴッドセフィーロ

◇イベントとして行なわれた、ハロウィーンも終わり、12月のクリスマスの飾りつけも、もう
  少し先になります。
  ほっとするように、自然の蔓で輪をつくり、元気が出るように赤い花で足元を締めました。


◆ピンクッション:ヤマモガシ種、レウコスペルマム属、分布;南アフリカ沿岸部に。1~3mに
  なる樹木です。 花の特徴:頭状花序で径9~10cmの球状、花被から長い雄しべが突出
  する、春に開花し6~8週間咲き続ける。 
2015年10月
 
 ※2015年神無月

《アレンジ》・・コスモス、りんどう、ソリダスター、フトイ

◆10月になり日毎に日没が早くなってきました。 「秋の夜のつるべ落とし」を実感しております。
 先日訪れました「国営讃岐まんのう公園」でもコスモスが咲き始めていました。
 満開の黄花コスモス、これから見頃のピンクや白、そして少しですがチョコレートコスモスもありました。
 今月は高原の秋を感じていただけたらと、コスモス・リンドウ・ソリダスター・フトイをアレンジしてみました。  
 風にゆれるコスモス、風情がありますね!


【きく科ソリダスター属】 原産地 北半球. 春と秋に植え込み 6~7月と9~10月開花 鮮明な黄色の小さな
 集団を咲かせる 強健で作りやすい アキノキリン草の仲間 株分けで増やす 過湿でない日当たり地に
 植える 暑さ、寒さに強い 草丈1mまで 倒伏に注意
 2015年9月
 ※2015年長月

【盛花】・・栗の木実、リンドウ、ビバーナムの実

      季節の花材を備前焼のユニークはかたちの花器に活けました。

◆ビバーナム・ティムス(別名・・トキワガマズミ、ジョウリョクガマズミ)、スイカズラ科です。
  原産地は地中海沿岸、常緑低木、樹高:100cm~300cmほどになります。


  日本に生息している落葉樹のガマズミの仲間で、こちらは常緑なので常緑ガマズミと言う
  別名もあります。 花は春に白くて小さな花を沢山つけて、秋に光沢のある青色の実を
  ならせます、実は始め赤色をしていますが、熟すと青色になります。育てるのは耐陰性が
  あり、日向から半日陰で育ち、耐寒温度が-10度くらいあります、庭植え、鉢植えで育て
  ることも出来、特に剪定の必要もなく丈夫な植物とのことです。 
2015年8月
 
 ※2015年葉月

『投入れ』・・ほおづき、りんどう、千日紅、パニカム、ドラセナなど

 ◇浅草寺の「ほうづき市」がニュースで聞かれる度に日本の夏には朝顔とホオヅキだなと
 思います。 また8月15日のお盆にはお墓に「ぼんさん」と私たちは呼んでいた千日紅を
 供えていました。 今ではその可愛い姿からアレンジの花材としてよく使われている為、
 花屋さんにも出回るようになりました。
◆ホウヅキ:(鬼灯)はナス科ホウヅキ属の多年草、またはその果実。別名・カガチ、ヌカヅキ
 とも言う。原産地は東南アジアで近縁種が南欧やアメリカ大陸など温帯に自生している。
 主に観賞用や食用として栽培されているが、野生のものもある。
 草丈は60~90cmくらいになる。 淡い黄色の花を6月から7月ころに咲かせる。この開花に
 合せて各地で「ほうづき市」が開催されている。
 観賞用のホウヅキは、鉢植えやドライフラワーなどに用いられ、愛好家も多いとのこと。果実
 は、以前はホウヅキ人形や口で音を鳴らすなど子供の遊びにも使われた。
2015年7月
 
 ※2015年文月

【生花】・・「てっぽうゆり」→7花を「逆勝手」に活けました。

◆テッポウユリ(鉄砲百合):ユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物です。 ラッパに
 似た形の筒状の花を横向きに咲かせる。

 (特徴)・・丈が50cm~1m程度に生長し、楕円形で長い葉を付け葉脈は水平方向
       に入る。
 原産地の花期は4-6月で、茎の頂上に純白で細長い花を横向きにつける。
 花長は10-15cm、直径5cmほど、花弁が6枚あるように見えるが、根本がつながって
 おり 筒状になっている。 雌雄同花である。

(分布)・・日本の西南諸島および九州南部が原産で、本州以東では園芸用に移入された
 ものが分布する。 沖縄県では自生種が群生するのが見られる。  (Wikipediaより)
 
 2015年6月
 ※2015年水無月

≪盛花≫・・・アリウム、モンステラ、紫陽花

●我が家の庭でもアジサイが緑のつぼみからピンク色に変化していました。
  やはりアジサイは6月の雨が良く似合う花ですね。
  アリウムも、ギガンジウム、丹頂アリウムといろいろ種類がありますが、これは本来の
  「ねぎ坊主」です。


◆モンステラ:サトイモ科、原産地は熱帯アメリカ、草丈は2~6メートルになります。
 アメリカの熱帯地域に30種類ほど分布し、つるが伸びる植物で、生長するにつれてフチから
 葉脈にかけて深い切れ込や穴ができて、独特のおもしろい形の葉になります。茎が木質化
 して気根を(空気中にのばす根)を沢山だします。 観葉植物として人気があります。
2015年5月 
 ※2015年皐月

≪生花≫・・・シャクヤク(芍薬)

○薫風と言う言葉がぴったりの爽やかな5月になりました。
 我が家の「ボタン」4月の末に咲きおわり、これからはシャクヤクが咲き出します。
 ぼたん籠にボタンをいける場合、古木を使うなど約束事もあるのですが、芍薬は普通の
 「真の型」に活けています。


●しゃくやく(芍薬)はボタン科の多年草、高さは約60センチ、葉は複葉、初夏に大型の紅色
 ・白色などのボタンに似た花を開く。
 アジア大陸北東部の原産、品種も多くある。 花の形は「一重咲き」「八重咲き」「翁咲き」等
 がある。 株分けて増やすことが一般的です。


 *美女の形容として「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」があります。
2015年4月
 
 ※2015年卯月

『盛り花』・・・フリージャー、チューリップ、木いちご、他

◇春の日差し暖かく心までうきうきさせてくれます、小学校の唱歌「咲いた咲いたチューリップ
 の花が・・・」、つい口ずさんでしまいます。
 黄色のフリージャ、ピンクのチューリップ、新芽がほころびだした木苺を活けてみました。
 “春を感じてもらえますか” ? 


◆フリージャ・・・あやめ科フリージア属の半耐寒性の球根植物の種のひとつ。 または フリージア属の総称。
 種としての和名は「アサギスイセン(浅黄水仙)」コウセツラン(香雪蘭)。
 南アフリカで植物採集していたデンマークの植物学者エクロンが発見した植物を親友の ドイツ人の医師フレーゼに献名している。

 休眠期は夏でラッキョウに似た球茎になる、葉は剣型で数枚垂直にに立ち、路地植えでは春に 草丈が50-100cmくらいになり、白・黄色・紅・ピンク・赤紫・オレンジ色などの6弁花を6-12輪くらい咲かせる。 白・黄色は切り花に多く用いられる。
2015年3月 
 ※2015年弥生

『盛花』・・フリージャ、ゲーリック、ぜんまい、麦、スイートピー等

<春の野原>:春がきて、野原にも花達がピンクやイエローの花を競い合って咲かせて、
          ゼンマイも芽を出し私達を和ませてくれます。


○スイトピー:マメ科、レンリソウ属の植物。
   和名では「ジャコウエンドウ」や「カオリエンドウ」などと呼ばれている。
  イタリアのシシリー島原産の一年草、日本では鑑賞用として栽培される。 弱酸性土壌
  が適する、直根性で移植を嫌う。普通では秋蒔きする。

 【花言葉】は 門出・思い出・別離といわれている。

2015年2月
 
 ※2015年如月

『盛花』・・ひいらぎ、ばら

◆節分(2/3)・立春(2/4)の前日の夕暮れ、ヒイラギの枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立て、 鬼打豆 と称して炒った大豆をまく習慣があります。

▲ヒイラギ:(柊・柊木・)はモクセイ科モクセイ属は常緑小高木、和名の由来は、葉の縁の
 刺に触るとヒリヒリ痛む(古語・疼(ひひら)く、ことから。
 花期は11-12月、葉脇に白色の小花を密生させる、雌雄異株で雄株のの花は2本の
 雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して結実する。
2015年1月 
 
※2015年 睦月

『アレンジ』・・正月の締飾り、老松、松笠、南天、わら、縁起物

◇お店のドアの正月用ディスプレイに「しめ飾り」をつくりました。 田舎からワラをもらって
 きて、縄をない、縦の線と丸(輪)を組合せ、バースを作りました。
 老い松、南天等の縁起物をあしらい、水引やロープ、ピックで華やかにしました。
 「千客万来」を祈っています。

◇松:マツ科の常緑高木、葉は針状で、2~3本または5本、雌雄同株、庭木や盆栽にす
  るほか、材は薪炭や松明、建築用材、パルプなどに、他に活け花や門松用いられる。
  ゴヨウマツ、赤松、黒松、(若松・老松等の呼名あり)