今月のお花 No1
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2014年12月
 
※2014年 師走

【盛り花】・・枇杷の花、菊

◆枇杷の花が寒さに負けずに咲いていました。
 初夏にみずみずしくて、甘い果実を届けてくれるのは、今から準備をしてくれているお蔭
 です。
 久しぶりに初心に帰り、壷に基本型の一つ「横体」を活けてみました。
 中間はこれも基本の菊です。

※枇杷の花:バラ科の常緑高木で、初冬、枝先に帯黄白色の五弁の小花を付ける。
 目立たない花でありますが、芳香があり、この季節に咲く花としては趣きがあります。

 
2014年11月 
  
※2014年 霜月

【盛り花】・・八手、バラ2種、ソリダコ

◆やつで「八手」、名称のいわれは葉が8つに分かれているからと言われいています。
 でも、数えてみると5~9枚といろいろあります。
「8」が良い数字だからそう言う名称がついたんでしょうかね? また調べて見ましょう。

※ヤツデに花が咲いていました、太い幹や大きい花に比べて控え目で可愛い花に引かれて活けたくなりました。
濃いグリーンの葉はどんな色の花とも良く合います、今回はめずらしいグラデーションのバラと合せてみました。
 
2014年10月
 
 ※2014年 神無月


【生花】・・「はらん」

◆生花の基本は「ハランに始ってハランに終わる」と言われます、基本通りに活け上がった
 時の凛とした美しさは、素晴らしいものがありますが、それだけに難しい花材です。
※はらん5枚づつ、2筒の花器に活けました.。 写真は「本勝手&副流し」の形です

①スズラン科ハラン属の常緑多年草で、巨大な葉を地表に立てる植物です。
②茎は地下を横に這う地下茎の形をとります。
③葉は薄いが硬くてつやがあり深緑色、楕円形で長さが50cmを越える、密な群落を作る
 ので地面から大柄な葉が立ち並ぶような風景となります。 日陰で手入れをしないでも
 よく育ちます。
④花は紫色で多肉質、5月頃地下茎から出て、地面すれすれに咲く。
2014年9月
 
※2014年 長月

『盛り花』・・パンパスグラス、ケイトウ(糸鶏頭)、ケイトウ(アマランサス)、リオン、
       セダム、クロトン


◇野原には秋の花材のすすきが目につくようになりました。

 ケイトウもトサカケイトウでなく、ちょっとオシャレなヒモケイトウ(アマランサス)を
 使って秋色にいけてみました。
 上に伸びる線と下に垂れる線をクロトンで面を意識した作品です。

◆ケイトウは熱帯、亜熱帯に広く原産し、寒さに弱い不耐寒一年草ですが、高温には強く
 夏から秋にかけての花壇には欠かせられません。
 草丈、花冠の色や形などいろいろな種類があります、強烈な赤い花が青空をバックに咲き
 誇る姿はたくましく、美しいものです。
 
 花の色:緋紅・黄色・桃色などがあり「切り花」として 用いられます。 
2014年8月 
   
※2014年 葉月

【生花】・・『雨中にて碇おろす』、槙(まき)の木を舟にいけました。

 ▽注意点△
  1.碇(いかり)を下している姿なので副流しの副を水の中つかるまで撓めて下げる。
  
  2.雨中で止まっている姿なので、帆は風をはらまないため、後添はいらない。
    主もあまり撓めない。

  3.夏の舟なので舟に水を打ってもよい。
      
2014年7月
  
上面から見ると        
 ※2014年 文月

≪アレンジメント≫・・アーティチョーク、ダスティミラー、レザーファン、タニワタリ

◆アーティチョーク: 別名はチョウセンアザミ、 花期:6~9月

 存在感がある大きな花が、梅雨の季節から涼やかな紫色の花を咲かせます。
 食用としても有名ですが、やはり花を愛でたいと思います。
 ダスティミラーの白とアーティチョークの紫、そしてレザーファンや谷渡りのグリーンでダイナミック
 でありながら涼しさを表現しました。

       
2014年6月
 
※2014年 水無月

『アレンジメント』・・モンステラ、アリウム、あじさい、アストランティア

6月にはやはり雨によって鮮やかさを増す「アジサイ」が一番!!
力強く動きのあるモンステラを合してみました。
モンステラの葉の間からひそかにシソ科のアストランティアを入れています。 


アジサイ:ユキノシタ(アジサイ)科、原産地:熱帯アジア、主な開花期:5~7月。

*アジア、北アメリカに約40種類が分布する低木で、日本には約10数種あります。紫陽花の花は
 両性花(完全花)と装飾花(不完全花、中性花)の2種で構成されています、両性花は生殖能力
 のあるいわば花の本体で、雄しべと雌しべを持ちますが、開花してもあまり目立ちません。装飾花
 は大きな花びらを(じつは萼)をもっていますが、おしべ・めしべが退化しており、実をむすぶことは
 ありません。アジサイの花を見て多くの人が「外見上の花」と認識している部分はたいがいが
 装飾花だと思われます。
  
2014年5月
 
 ※2014年 皐月

≪生花≫・・シランの花を「本勝手」の方法で活けました。

シラン(紫蘭):ラン科 シラン属の宿根草、地生ランで日向の草元などに自生する。
地下にある偽球茎は丸くて平らで、前年以前の偽球茎がいくつもつながっている。
葉は、最も新しい偽球茎から根出状に3枚から5枚程度出て、幅の広い長楕円形で、薄いが堅く
、表面にはたくさんの縦筋が並んでいる。
花期は4月から5月、花は紫紅色で、30cmから50cm程度の花茎の先に数個つく。 花弁は
細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。 鑑賞用に、花の色が白色のもの、班入りのもの、
淡白花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などもある。


分布:日本、台湾、中国原産、野生のものは準絶滅危惧種、しかし栽培品として広く普及しており、
種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は
難しいそうです。
2014年4月
 
 ※2014年 卯月

≪盛花≫・・ニゲラ、ガーベラ、ドラセナ、マーガレット、レモンリーフ

 新年度が始まり、新しい出発の方もいらっしゃると思います、緊張の中にも心が弾む4月です。
 今月の花は、清々しい色のニゲラを同色のガラスの花器に活けてみました。
 フリルの様な型の花器ですので花も1本1本切り分けて遊ばせています。
 足下はレモンリーフやドラセナで処理しています。

◆ニゲラ:キンポウゲ科、秋まき一年草、南ヨーロッパ原産です。
 背丈は40~100cm、横幅は20~40cmで花は4~6月に咲きます。
 繊細な葉と変わった花の形が特徴です、花色は豊富で、特に青系の花色はよく目立ち美しい。
 花の形は一重と八重があります、株は直立し、葉には深く切れ込みがはいります。 実も変わって
 いて風船の様な球状になり、ドライフラワーによく用いられます。 この実の中には別名の通り黒い
 タネが入っています、こぼれタネでもよく増えて丈夫です。
2014年3月
 
 ※2014年 弥生

≪アレンジ≫・・チューリップ、コデマリ、フリージア、ヒペリカム

△3月3日は雛祭り、6日は啓蟄、18日は彼岸の入り、21日は「春分の日」と寒かった冬から
  だんだんと暖かい春を迎えます。 そして楽しい行事も頻繁に催されます、その際には卓上に
  活け花があれば一層華やかになります。
  テーブル・卓上に飾るアレンジメントは「四方活け」の活け方がベターです。 どの方向からでも
  鑑賞できます。

▲こでまり:バラ科、原産地:中国、樹高:1~1.5m、開花期:3~4月、 別名:スズカケ。
  名前は小さな手毬状の花姿に由来します。日本でも古くから知られており、「スズカケ」の古名が
  あり、江戸時代の初めには庭木などに利用され、現代でも庭木として親しまれ、切り花としても
  広く利用されます。 寒さに強く、土質もあまり選ばず、剪定もあまり必要なく手入しやすい花です。
2014年2月
 
※2014年 如月

【盛り花】・・ラッパ水仙、ねこやなぎ、ゴッドセフィーロ

◇今年の「立春」は2月4日です。江戸時代の暦の解説書によると、立春と言うのは「春の気立つ
 をもってなり」となっています。
 紅梅の蕾がほころび始め、「春告鳥」の異名を持つ鶯の初音もそろそろ聞こえ始めるころです。
 猫柳も花屋さんには出始めました、柳の籠の中でラッパ水仙が楽しそうに遊んでいるように活け
 てみました。
◆ネコヤナギ: ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木、山間部の渓流から街中の小川まで広く川辺に
 自生する柳の一種です。 北海道~九州までの河川の川辺で見られ、早春の川辺で穂の出る
 姿は美しい。
 他の柳類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物と見なされる。
 花期は3~4月、雌雄異株で雄柳と雌柳がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。 高さは3mほど。
 銀白色の先で目立つ花穂があるが特長的であり「ねこやなぎ」の和名はこれを猫の尾に見立て
 たことによる。 花穂は活け花によく用いられる。
 
2014年1月
 
※2014年 睦月

【盛り花】・・若松、金明竹、蝋梅、もち柳、シンビジューム、カトレア、金の三つ又。
       掛軸は一生本流の初代家元筆・・「無事」 

◇正月を寿(ことほ)ぐ気持を表しました、常緑の若松、真っすぐに伸びる竹、寒さに負けず花を
 開かせ 馥郁たる香りを放つ梅、そして華やかな蘭の花、今年は明るく華やかな一年になり
 ますように 、期待を込めて活け上げました。

◇(蠟梅)ロウバイ:ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木、1月から2月にかけて黄色い花を付ける
 落葉広葉低木である。花の香りは強い名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解され
 易いが、別属である。 唐の國から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったこと
 にちなむ。本草綱目によれば、花弁が蠟のような色であり、且つ蠟月(ろうげつ、旧暦12月)に
 咲くからこの名がついた。
 花や蕾から抽出した蠟梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。