第14回 ウィルス

 冬だからといってもインフルエンザウィルスの話ではありません。エクセルマクロのウィルスであるLarouxのことですが,こればっかりはどんな季節でもはやいっているようです。私が知っている学校でも一時期はやったという話も聞きますが,こいつの場合は,一つ潰しても感染したファイルが残っているとすぐに再感染するのでやっかいです。

 ウィルスのマクロを見てみましたが,そんなに複雑なことをしているわけでありませんし,ちょっとVBAがわかる人はすぐに作れる程度のものでしょう。ただし,それが入ったからと言ってもシステムが異常になるわけでもないだけに,知らない人は感染していてもわからないという人もいるのでしょうね。

 そういえば,4年前に,ある電力系傘下の会社に1年間の長期研修に行かしていただき,(課長,そして皆様お世話になりました。)そこで作った会議予約システムがよくハングアップするので,(VBAで作っていました)調べてみたらウィルスが感染しようとしたけど保護がかかっていたため感染できず,ハングアップしていた。というメールをその当時の同僚からいただきました。

 しかし,愉快犯的なこのウィルス(ファイルに感染するだけで悪戯はしない),いったい誰が作ったのでしょうね。こういったウィルスを作る人の考え方がよくわかりません。ところでこのLaroux,いろいろと発音する人がいるんですが,ラルスといったり,ラルーとかいうようですが,中にはラオックスと言った人もいるとかいないとか(オイオイ)

さて,このLarouxですが,削除するにはワクチンソフトを使うのが簡単ですが,手動でも削除することはできるようです。  

Larouxはフォルダ(通常は \XLSTART)に既にPersonal.xlsがあると感染しない」 ので

  1. Excelをまず終了させます。(2をするため)
  2. Personal.xlsを削除します
  3. \XLSTARTのフォルダを空にしてExcelを起動する
  4. 新しい何も入れていないブックを\XLSTARTにPersonal.xlsという名前で保存します。
これでもうLarouxは繁殖しません。
その次に今まで自分が使ったエクセルファイルを開いて,その中のVBAを見てみましょう。
そのファイルの中にauto_open()とcheck_files()があればこれをを削除しましょう。
これでそのファイルはOKです。
ただし,ファイル共有をしている職場の場合は,いろいろな人がファイルを覗いているので,その職場のコンピュータ全てにチェックする必要があります。

 ま,インフルエンザにしてもマクロウィルスにしても感染しないのが一番です。インフルエンザの予防には喉うがい,マクロウィルスには,まあ知らない人からのメールを安易に受けないことですね。例え知った人でも,エクセルファイルの場合はマクロを無効にして,一度中身を覗いてみましょう。皆様もウィルスにはご注意を!



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