第13回 教員のコンピュータ研修

 この正月明けに教員研修の講師の補助にかりだされました。研修といっても教師のコンピュータに対する研修なのですが,この研修,初級,中級,上級とありまして,初級がWINDOWSの使い方から始まりワープロの文章づくり,中級が表計算やプレゼンテーションソフトの研修,上級が情報倫理についてと,それぞれ各先生方の力にあったコース分けを行っておりました。かりだされたとはいっても,結構こういった研修の講師をすると,いろいろな先生にお会いできるので,いつも楽しんでやらせてもらっています。

 過去何年か自分が研修を受ける身で参加したことはあったのですが,それまでは何やら某ソフト会社の宣伝か?と思うよう研修で,授業に使えないものが多かった中で,ここ1,2年は非常に有益な研修が多くなってきました。これもコンピュータが一般的になったことと,自前でコンピュータを持つ人が増えてきたからでしょうか。

 なんといってもインターネットに関しては各学校がインターネットにつながっている割合が全国2位ですので,そこはすごいなと思います。

 さて,今回は中級ということでエクセルの研修を行ったのですが,やはり自分の仕事に直結しているということで,非常にみなさん意欲が高く,講師に質問もたくさん出ていました。
 ただ気になったのは,説明でもセルの書式設定を変えれば「お〜〜〜」。連番機能を使えば「お〜そうやったんか!」ってちょっと待ってよ。それってソフトの参考書でも読めばいいんじゃん。本も持っていない,しかもそれを教えてくれる人も周りにいないんだということは,いままでどんやってエクセルを使っていたのだろう・・・・。

 文部省の教員に関する調査をみてみると平成11年度でコンピュータを操作できる教員が66.1%,コンピュータで指導ができる教員が全体で31.8%ということなんですが,指導ができないなんていうのは知らないで,怖くて逃げているとしか思えません。
 どの教員に質問してもコンピュータのすべてがわかるなんていう人はいるはずがないのです。要はやる気があるかどうかだけの問題で,例えばワープロができれば授業をすることは可能なのです。

 さて,もう一つ,「平成13年度までには,すべての教員がコンピュータ操作等を習得できるようにする。」これが文部省の目標の一つになっています。さて,来年度できない人はどうするんでしょうね。

 どっかの企業に社長自らが情報化を行って,コンピュータを使わないと年休も取れない体制を作ったという話を聞いたことがありますが,きっと日本人ってそれぐらいやらないとなかなか情報化はすすめられないんですよね。



←前のページへ戻る   ホームへ   次のページへ→