第11回 罫線好き

 日本人っていうのは罫線好きだと思いませんか。

 日本のワープロソフトの大御所ジャストシステムの一太郎と外国の大御所マイクロソフトのワードを比べてみると,罫線に関してはまったく異なるアプローチをしているように思います。ワードはどちらかというと表に近い考え方で処理しているのに対して,一太郎は図にもなり,枠飾りにもなるという考え方なのでしょうか。

 ですから指導案のように枠の中にさらに枠を入れるなんていう複雑なことをワードでしようとするとコンニャロメ!やっぱり外国製は・・・・ということになってしまいます。根本的な文化の違いや考え方をわかっていないと誤解してしまうことが多いように思います。
 何かのテレビ番組でも見たことがあるのですが,日本人と外国人に地図を書いてもらうとそのアプローチの違いに驚かされたのですが,それに共通するような感じですね。

 でも考えてみるといつから日本人は罫線好きになったのでしょう。江戸時代の手紙に罫線が入っていたという記憶もないのですが,原稿用紙ができるようになってからでしょうか。
 私もこんなコンピュータを使いながらでも時たま筆で字を書くこともあるのですが,流れるような字(うそ へたっぴなんです)を書くのも日本人だ〜と思って好きなのですが,あの紙の幅に合わせて字を平べったく書いたり,縦長に書いたりと,自由に書けるおもしろさを罫線は無くしてしまっているように思います。と,いいつつやっと昨日年賀状を書き終わった。(いつも25日までには間に合わないのです。忙しいとは思うのだけれど,なにも冬休みが始まるまでに年賀状だせっていう郵政省にも困ったものです。)

 ところで知った人の中に,非常に罫線が大好きという数学の先生がいます。やたらなんでもかんでも罫線で囲んでしまうのですが,どうも罫線で文字を囲むと落ち着くらしいのです。
 結構こんな人みなさんの周りにいますか?もしかしたら心理的な何かがありそうで,心理学者に知り合いがあったら聞いてみたいですね。

 ただ,罫線が別に悪いとはいわないのですが,表計算などで縦横すべてに罫線を入れられるとちょっと目が回りそうになってしまいます。
 エクセルのテンプレートなどをみていると,ここらへんのセンスを磨けば,同じデータでも「おっ!」と思わせることができるのでしょうが,なかなかその域に達することができません。

 そういえば,昔のパソコン通信の時は画面に当然罫線を入れることはできなかったので,テキストで罫線のように見せていましたね。私もVzエディターで結構遊んだ記憶がありますが,今ではメーリングリストでその面影をみるぐらいでちょっと寂しいきもします。

 酒を飲みながら書いているので,なんだか支離滅裂の文章になってしまいましたが,いつのまにやら今日は12月31日!ミレニアム最後ということで,みなさんよいお年をお過ごしください!

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