第2回 キーボード操作

 Windowsとは言ってもキーボードを使わない訳にはいきません。
 今回はキーボードの基本的な使い方とキーボードの名称及び役割について説明してみましょう。

キーの操作
キー操作  英語だけを打つのであれば、キーの数は少なくてすみますが、記号や数字、カナ入力をそれぞれ1つにしようとするとキーの数は膨大になってしまいます。
 そこで、それをある程度のキーの数で済ますために、キーの組み合わせで文字を入力できるようになっています。
 左の図を見てみましょう。このキーには4つの文字や記号がプリントされてあります。他のキーとの組み合わせで一つのキーで納めています。(NEC9821系の場合)
かな入力は解除します。普通に打てばこのキーが入力できます。
SHIFTキーを押しながらこのキーを押すことで入力できます
かなキーを押しておきます。その状態でこのキーを押せば入力できます。
かなキーを押しておきます。さらにSHIFTキーを押しながらこのキーを押します。

キーの役割
 キーボードにはそれぞれの名称と役割があります。時には他のキー組み合わせて使いますが、キーの名称と役割を一覧に してみました。
キー 呼び方 役割
ENTER エンターキー 決定時にこのキーを押します。生徒には曲がった矢印キーと説明してしまいますが、ほとんどの場合、キーの中で一番大きいキーです。
SHIFT シフトキー 他のキーとの組み合わせで使います。このキーを単独で押しても変化はありません。特にこのキーで大文字・小文字の変更ができます。
TAB タブキー 日本語入力ではタブに、また選択画面が出てきた時にはこのキーを押すことで次の選択ボタンやダイアログに移動します。
CTRL コントロールキー このキーもSHIFTキー同様に他のキーとの組み合わせで使います。単独では変化はありません。特にショートカットキーとしてよく使います。
ESC エスケープキー そのままの意味で何かの操作を途中でやめたいときに使います。ただ、一太郎などではメニューを出すのに使うときもあります。
ALT(GRAPH) アルトキー NEC系ではGRAPHとプリントされています。このキーではメニューバーの操作を行うときに使います。ただし、このキー単独ではできません。
スペースキー 文字を書いていませんが、たいていは細長いキーです。よく日本語入力の変換に使われます。
XFER エクスファーキー NEC系ではCTRLキーと一緒に使うことでIMEを起動させるのに使います。このキーでも日本語の変換に使われます。
BS バックスペースキー 文字入力の時にカーソル位置より前の文字を消去するときに使います。
DEL デリートキー 選択範囲を削除するときに使います。なお文字入力の時にはカーソル位置より後ろの文字を削除するのに使います。
INS インサートキー 文字入力の時に挿入モードか上書きモードかを変更するときに使います。
→↓←↑ カーソルキー たいていは4つが集まっていますが、カーソルを移動させるのによく使います。
f・1〜f・10 ファンクションキー ソフトにより役割分担が変わりますが、f・1はほとんどの場合HELPが出てきます。また日本語入力ではf・5〜f・10でカナカナ変換や英語への変換に使われます。
半角/全角 ハンカクゼンカクキー IMEを起動させるのに使います。DOS/V系のコンピュータにあります。

 その他たくさんのキーがありますが、それぞれコンピュータによっては名称が違うこともありますので、自分の持っているコンピュータの説明書をよく読んでみましょう。


タッチタイプについて
ホームポジション
ホームポジション
キーを押す指の指定
指の色分け
なお、親指はスペースキーに軽くおきます。
 日本人はキーボードアレルギーの人が多いようですが、これを解消するにはタッチタイプを覚えるのが一番です。タッチタイプとはキーボードを見ないで文字を打つことですが、決して難しいことではありません。はじめは慣れないし、時間もかかりますが、1日10分、そして1ヶ月もすればほどんどの人は見なくても打てるようになります。(実際生徒がやっていますが、1週間に10分ぐらいでも4ヶ月程で打てるようになります。)
 慣れてくると字を書くより早くなりますし,第一考えながら文字を打つことができます。ポイントはそれぞれのキーはどの指で押さえるかが決まっていますので,その指でできるだけ押すようにすることと最初の指の位置(ホームポジション)をしっかり覚えることです。窓の杜やベクターにはタッチタイプのフリーウェアやシェアウェアがたくさんありますので、これを使って利用してもよいですし、市販品でも6000円ぐらいからあります。
 習慣づけて1日10分の練習にはクラスの日記をつけることをおすすめします。今日は何があった。生徒がこんないいことを言った等々。ちょうど10分の練習にぴったりだと思いますね。
 ところで覚えるにはローマ字入力とかな入力がありますが、どちらを覚えた方がよいと思いますか。本当に高速入力するならかな入力ということは言われていますが、キーの数が多すぎて慣れるのに時間がかかります。最初はやはりローマ字入力を覚えた方がよいのではないか。というのが私が数年生徒にタッチタイプをさせての経験です。
 ただ、なんであんなにキーの配列は覚えにくいのでしょうね。本当によく使うキーをホームポジションに置けばよいのに、わざわざあまり使わないキーも真ん中にあります。話では昔のタイプライターはあまりにも高速に打とうとすると、キーが絡まってしまうためにわざと打ちにくい並びにしていて、それがそのままコンピュータのキーボードになったらしいのですが、ここまで広まったキー配列はキーボードがなくなるまでこのままいくのでしょうね。最近は音声入力も可能になってきていますが、まだまだすべての人が簡単に使うまでにはいっていないようです。ただ、将来的にその音声入力がメインになっても、キーボードは残っていくのではないかというのが私の考えですが、どうでしょうか。

キーの組み合わせ
Windowsではキーの組み合わせでIMEの起動やショートカットキーに使っています。このキーの組み合わせでは左から順に押していきます。(この場合「+」記号は押しながらと解釈してください。)
キーの組み合わせ 何に使うか
ALT+全角/半角
CTRL+XFER
IMEの起動(日本語入力の起動)に使われます。上はDOS/V系、下はNEC系の操作になります。
CTRL+C コピーの時に使います。さまざまなソフトである範囲を指定した内容をそのままにクリップボードにコピーします。
CTRL+X 切り取りの時に使います。さまざまなソフトである範囲を指定した内容を削除しながらクリップボードにコピーします。
CTRL+V コピーや切り取りでクリップボードに入った内容を張り付けます。
ALT+TAB アプリケーションをキーボードで素早く切り替えるのに使います。
Windowsキー+E エクスプローラーを起動します。
CTRL+ALT+DEL 強制終了ダイアログ  ソフトがハングアップしたときに使います。これで出てきたプログラムの強制終了ダイアログで[応答なし] と書かれてあるものを選択し、終了ボタンを押すと強制的に終了させることができます。ただし、これでも終了しない場合はWindows自体がハングアップしている可能性があります。この場合はシャットダウンを選択してWindows自身の再起動をすることもできます。なお、このダイアログにもあるようにもう一度この操作をしてもWindows自身の再起動(リセット)がかかります。
(Windowsは不安定な面もありますが、慌てずに対処しましょう。)



記号の呼び方
 記号にもそれぞれ名称があります。普段使っているものならばすぐにわかりますが、 生徒に説明するときにも名称を知っている方が教えやすいでしょう。さて、みなさんは どのくらいわかりますか?
キー 名称 キー 名称 キー 名称
カンマ ピリオド/ドット コロン
セミコロン * アスタリスク ~ チルダ
^ ハット シングルクォーテーション \ エンマーク
% パーセント ダブルクォーテーション _ アンダースコア
クエスチョン エクスクラメーションマーク スラッシュ
ダラー バックスラッシュ シャープ
パイプライン ショウナリ ダイナリ
アンパサンド マイナス/ハイフン ノットイコール






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