旅のワンポイントアドバイス

鉄道編
旅情報(鉄道編)でも書きましたが、 上りの「ムーンライトながら」から普通列車を乗り継いで仙台に行こうとした場合、 東北本線よりも常磐線を利用した方が4分程早く着く事ができます。

・中央本線上諏訪駅の名物であった、1番ホームの露天風呂ですが、足湯に変更となり、また営業時間も9:00〜18:00と短くなりました。

・予讃線の高松−坂出沿線在住(他に津山線、吉備線、宇野線、瀬戸大橋線沿線)の貧乏旅行者の皆様、 青春18キップを使って米原以東へ向かおうとした場合のアドバイスです。
 各線の始発に乗って岡山で乗り継いで行こうとすると、通常は約30分の待ち合わせで6:19発の姫路行きに乗る事になるでしょう。 こうすると、その後野洲、もしくは近江今津行きの新快速に乗り換える事になります。京都辺りまでならこれでOKなのですが、 さらに東に行こうとすると、京都、または相生−姫路間で後発の長浜行きに乗り換えなければなりません。 通常は姫路発7:53(休日は7:58)に乗る事になるでしょう。 ところが、この列車は赤穂線の播州赤穂7:16(休日は7:19)発なのです。 しかも、この列車には岡山発6:01(播州赤穂行)の普通列車が連絡しているのです。 つまり、赤穂線経由で行けば、わざわざ寒いホームで30分も待つ事なく行けるのです。夏場は不要でしょうが、冬場には役立つ技です。
 他にも、赤穂線は比較的便数が多いため、山陽本線、姫路−岡山間の難所を越えるための選択肢の一つとして考慮する価値はあるでしょう。 (乗り換えがあったり、時間がかかるという欠点はありますが。)

・山陽本線、姫路−岡山間を赤穂線で代用できる例です。
 長浜発18:12(米原発18:24)の新快速で西へ向かう(ちなみに豊橋発16:02の新快速が米原で連絡している)と、 姫路へは20:44着で、そのまま山陽本線を下ろうとすると21:34発の岡山行きに乗り継ぐ事になります(岡山着22:59)。
 ところが、この新快速は赤穂線の播州赤穂行きなので、終着で岡山行きに乗り換えると22:38に岡山に到着する事ができます。 また、この電車は糸崎行きなので、そのまま乗り続ければその日のうちに尾道、糸崎に到着する事が可能です。 岡山着22:59の場合は福山までしか行けません。
 でも、岡山で乗り換えられる他の路線では特に有利な乗り換えがないのが残念。

・瀬戸大橋線沿線の方々に有利な話。
 前述の岡山着22:59の電車は13番ホームに到着します(通常は7、8番ホーム)。 ここは瀬戸大橋線の発着ホームで、向かいの11番ホームには23:01発のマリンライナーが待機しており、 乗り換えが楽なので疲れている時には大変助かります。
 また、広島21:18発の岡山行きは0:05に11番ホームに到着します。 この時も向かいの13番ホームには0:06発のマリンライナーが待機しているので乗り換えが楽です。

周遊券とって「はるか」に乗ろう
 京阪神を旅する際、東海道、山陽本線米原−姫路間を走る新快速は大変重宝します。 何しろ他路線の特急と同じ速度で、毎時2本(京都−姫路なら4本)走り、転換式クロスシート使用で乗り心地最高という、 いわばキングオブ普通列車というべき存在です。
 しかし、この列車唯一の難点は「混雑」。特に京都−大阪間は乗っているだけで疲労します。

 そこで18キップを使えない時期に京阪神に行くならば京阪神ゾーンで周遊券を取り、特急の自由席を利用しましょう(新幹線不可)。 特にお奨めは関空特急「はるか」(30往復、毎時2本)。私が利用したのはGW中でしたが自由席はガラガラ。 京阪間を満員の新快速を横目にゆったりと座って移動できるのはなんとも贅沢でした。また、この列車は大阪環状線を経由し、一部に西九条、京橋、天王寺に停まる便があるので京都から直通できるのも便利。ただし、「はるか」は大阪駅に停まらないので注意。 他にこの区間を走る特急は「ワイドビューしなの(京都−大阪1往復)」、「ワイドビューひだ(京都−大阪1往復)」、「スーパーはくと(京都−明石6往復)」、「はまかぜ(大阪−明石3往復)」、「急行ちくま(大阪−京都1往復)」、「急行きたぐに(大阪−京都1往復)」があります(他にも季節列車あり)。

奥飛騨温泉郷への裏ルート
 JRには周遊券といって特定区間への往復キップとその区間内乗り降り自由のキップ(JR以外の鉄道やバスが組み合わさった区間もある)をセットにしたキップがあります。JRになってからは全国いくつかの区間とその区間へのルートが自由に選べるようになり、組み合わせが多彩になったので個人的に大変重宝しております。ところが、この周遊券には一つ大きな欠点があります。それは区間への往復に東海道新幹線を利用した場合、片道601キロ以上JR線を利用しないと20%引にならない(この場合は201キロ以上600キロまでは5%引。東海道新幹線を使わなければ201キロ以上で20%引)という事(山陽新幹線等他はOK)。そのため、ルートによっては遠回りなのに安いという事がありえる訳です。(私はこの現象と近年のJR東海圏内の周遊ゾーンの減少を合わせて「JR東海の陰謀」と呼んでいます)
 走破の記録(神岡鉄道編)で紹介した奥飛騨温泉口駅のコーヒーショップ「あすなろ」見つけた時、上記のような例にあてはまるのではと思いつきました。
 すなわち、通常、大阪以西から奥飛騨温泉郷へ行く場合は「飛騨奥飛騨ゾーン」を使い、名古屋(米原もあるが・・・)乗り換えで東海道新幹線、高山本線経由で下呂から入るのですが、これでは広島以西でなければ5%引となります。ところが、新大阪(これ重要!)から北陸本線経由で富山から猪谷でゾーン入りすれば距離は多くなりますが20%引となるので金額的にはほぼ同じか安くなります。また、全体的に余り混雑しないのでラッシュに悩まされるという心配が少ないのも魅力。ただし、金沢を経由するので時期によっては北陸本線の特急の指定券が取りにくいかもしれません。
 そうなると心情的には第3セクター神岡鉄道を利用したいので小柴教授のノーベル賞で一躍有名になった神岡町観光を組み合わせてみましょう。具体的には富山、猪谷経由で神岡鉄道の飛騨神岡、神岡大橋で降りて観光し(宙ドーム、鉱山資料館等がある)、奥飛騨温泉口駅でバスを待つ間コーヒーを楽しみ、奥飛騨温泉郷のどこかの宿に宿泊して温泉を楽しむと良いでしょう。
 尚、表題の裏ルートとは裏技の意味で使用しています。

ダイヤ改正で高松=>山陰の18きっぷの旅がスムーズに
 高松、坂出両市及び国分寺町在住の18きっぷユーザーに朗報(何人いるのかという問題はさておき)。
 10・1JRダイヤ改正によって岡山駅でのマリンライナー2号−伯備線始発の乗り換えが可能になりました。これまではマリンライナー5:50到着、伯備線5:48発で逆立ちしても乗り換え不可能なため、山陰諸都市に行くにはワープ(途中で特急利用)をしない限り、昼過ぎにならないと到着できませんでしたが、今回の改正によってマリンライナー5:46到着、伯備線5:49発となったので米子9:05、松江9:56、出雲市10:52、鳥取にも11:58に到着可能となります。一方、帰りは出雲市17:46発、岡山23:07着があり、鳥取からは因美、津山線経由で鳥取18:31発、岡山22:00到着が可能です。尚、23:07岡山到着の場合、これまたダイヤ改正で追加された23:34発のマリンライナー73号で坂出0:16到着と0時を回りますが、坂出駅利用者(つまり私)は「0時を回って最初に止まる駅まで有効」との18きっぷの規定で切符1枚でOKですし、坂出以東のユーザーも坂出からの追加料金プラスでOKとなります。
 つまり、鳥取男声合唱団や男声合唱団FREIE KUNST(島根県)の演奏会でも昼間開催(18きっぷや鉄道の日記念きっぷ有効期間なら尚好都合)であれば行く事が可能となった訳です(どういう例えなんだか)。

JR線の乗りつぶしに便利な切符
 私が乗りつぶし時に使用した切符を紹介します。
JR北海道「北海道フリーきっぷ」「北海道ペアきっぷ」
 JR北海道内の鉄道全線と津軽海峡線(木古内〜中小国間)、ジェイ・アール北海道バスの一部(主に深名線、日勝線の路線バス)が乗り放題の切符です。普通車用とグリーン車用があり、いずれも特急列車の指定席が利用出来ます(事前に指定を受ける(無料))。7日間有効と期間も長いので工夫すれば何とか全線完乗可能です。ただし、JR北海道の多客期(2月、夏場)は使用できません。
 北海道には宗谷本線や石北本線といった特急は多いが普通列車が極端に少ない路線が多いので青春18きっぷでは日数がかかり過ぎる可能性があるのでこちらを推奨します。価格は「北海道フリーきっぷ(普通車用)」で23,750円(2003年10月現在)ですので青春18きっぷ10枚分と考えれば費用対効果を考えても利点があると考えられます。

JR四国「バースデイきっぷ」
 誕生日の月にJR四国と土佐くろしお鉄道全線がグリーン車を含めて乗り放題になる切符です(価格10,000円 2003年10月現在)。また、「バースデイきっぷ」を持つ人と同一行程で旅行する場合、誕生月でない人にも「バースデイきっぷ(お連れ様用)」が3枚まで発行可能なので、グループ旅行、家族旅行にも使用可能です。有効期間は3日間ですが、JR四国は路線が少ないので充分乗りつぶし可能です。ひょっとすると私鉄線(琴平電鉄、伊予鉄道、土佐電気鉄道)、第三セクター阿佐海岸鉄道を含めて全軌道制覇も可能かもしれません。
 また、土佐くろしお鉄道にはフリーきっぷがないので(普通の切符では途中下車不可)、この沿線を観光するにはこの切符と「四国グリーン紀行(有効期間4日間、20,000円、使用者の制限がない事を除くと「バースデイきっぷ」と同様)しかないので、かなり有効。
 尚、JR四国には「四国再発見きっぷ」というJR四国内のみで青春18きっぷと同様の使用が可能な切符(5枚綴りで価格5,500円 2003年10月現在 ただし、利用期間は発売から3ヶ月以内の金・土・休日等のみ)がありますが、土讃線の普通列車の便数が少なく、連絡が悪いので注意が必要。

会津ぐるっとカード
 会津地方を旅行するのに便利な切符です。私も会津入りする「SLばんえつ物語号」の車内で入手したパンフレットで知りましたが、磐越西線 猪苗代−会津若松−喜多方間、只見線 会津若松−西若松−会津柳津間、第三セクター会津鉄道 西若松−会津田島間、及び、会津バスの会津若松市内等の一部路線、磐梯東都バスの猪苗代−裏磐梯高原−喜多方間、あいづまちなか周遊バス「ハイカラさん」の路線が2日間自由に乗り降りできます(大人2,600円、小人1,300円)。また、特定の施設では割引等のサービスを受けられます。
 特に私の場合、1日で猪苗代、会津若松を観光し、会津鉄道沿線の湯野上温泉で宿泊するという無茶な旅程だったため、筆舌に尽くしがたいほど役立ってくれました。
 今の所、今年度のみの企画切符らしく、有効期限は平成16年4月1日〜平成17年3月31日となっていますが、是非今後とも続けて欲しいカードです。そういえば、こんなにお得な切符なのに、なぜか時刻表等には記載されていないのが不思議。

観光編
定期観光バスを利用してみよう
 通常はガイドブック等で調べて、興味を感じた地点を選んで行くのがベストですが、興味引かれる場所が少ないので計画が立て辛い、 という場合には定期観光バスを利用するというのも一つの方法です。
 これらは有名な観光地を何ヶ所か回って行くので、それなりの満足感が得られ、かつバスツアーなので移動の煩雑さもなく、 観光地の入場料等の込みの事が多いのでお徳感もあります。 私はこれまで飛騨の白川郷と京都観光にこの定期観光バスを使いましたが、いずれもかなりの満足感を得る事ができました。
 ただし、気をつけるべきはコースで推奨している昼食場所。大抵は高くて少量で大して美味くない所ばかりですので、 自分で用意していくのが無難でしょう。「割引券が(ツアーに)ついているから」と安易な気持ちでオーダーすると痛い目を見ます。 それ以外でも、京都、治恩院の駐車場前にある食堂(土産物販売あり)には要注意(^^;)

宿とメシとフロは分けて考えよう
 温泉宿に2食付で宿泊すると概ね15,000〜30,000円位はするものです。 しかし、日帰り入浴ならば天然温泉でも500〜1500円位で上げられます。 ろくに食べない宿食をレストラン等に置き換え、ビジネスホテル等へ素泊まりにすればそれぞれ2〜3000円、5000〜8000円位で済みます。 限りある予算を有効に使用するためにも一考に値すると思います。
 尚、北海道の道北や道東ならば安い宿も多いので一括にする方法もあります。

嵯峨野観光鉄道は上りが有利
 トロッコ列車−保津川下りのセットが人気のため、下りはシーズンになると立席券が完売するほど混み合います。しかし、上りはセットとなる有力観光がないためシーズンでも結構空席が目立ち、席を自由に移動できるなど余裕を持って楽しめます。トロッコ列車だけを楽しみたいなら上りの方が格段に面白いです。

上高地・乗鞍クーポンがお得
 濃飛乗合自動車、松本電気鉄道(バス)共同で発行している上高地・乗鞍クーポンは長野県松本市、岐阜県高山市とその間にある、上高地、乗鞍、奥飛騨温泉郷に通じるバス路線全て(特急バスは不可)と松本電鉄線が3日間自由に乗り降りできるクーポンです(6,400円)。
 全国の旅行センター、旅行会社でクーポン券を購入し、高山バスターミナルか松本電鉄の終点、新島々ターミナルの窓口で引き換えます。この場合、旅行会社のクーポン券で松本電鉄線は乗り降り可となります。

歴史通も納得する愛媛県歴史博物館
 愛媛県卯之町にある愛媛県歴史博物館は縄文時代から時代毎に県各地の歴史資料を展示しており、各時代の人々の生活や使用されていた船等を詳細に再現しており非常に見ごたえがあります。個人的には戦国時代から江戸時代にかけての各地の領主の変遷やその関係者の事件を詳しく展示されていたのはかなり勉強になり、知識欲を満たす事ができました。
 尚、駅から博物館まで徒歩で行く場合(20分余りかかるが)、商店街を歩くよりも国道56号線の歩道を歩いた方が安全です。商店街は旧街道であったため、現在でも自動車が裏道として使用するので狭い道にも関わらず通行量が多くて危険です。

大内宿へは会津鉄道で行こう
 近年ブームになっている大内宿ですが、シーズンになると自家用車で訪れる観光客によってこの近辺の道路はかなり渋滞します。この対策としては朝早く行って、短時間で観光してすぐ戻るのが有効。幸い、大内宿町並み展示館以外はほとんど飲食、土産店ばかりで勉強になる施設はないので早く切り上げるのは難しくありません。
 ところで、大内宿へは会津鉄道の湯野上温泉駅からタクシーで行く事が出来ます(10分、約1,800円)。湯野上温泉駅では手荷物を預かってくれるサービスもあり(200円、ただし、委託駅のため、駅員がいるのは8:30〜17:00)、手ぶらで向かう事ができます。お奨めは湯野上温泉のどこかの宿に宿泊し、翌朝早めに大内宿へ向かうパターン。会津鉄道は上下線とも1時間に1本の割合で便がありますのでそれに合わせれば旅程も立てやすいでしょう。
 尚、タクシーの台数が少ないので相乗りしていくのが旅費の事も考えて有効です。私の時は親子連れと思しき方々とご一緒させて頂きました。お世話になりました。

良かった食べ物等
・長野県松本市の喫茶店として多くの旅行情報誌に掲載されている「まるも」ですが、ここでは紅茶はオーダーしないようにしましょう。 コーヒーならばかなり満足できる筈です。

・京都、清水寺駐車場から鳥居に続く五条坂の最も下の方にある土産物店で売られていたトウニュウドーナツ(豆乳ドーナツ)がフワフワした食感と香ばしい味わいがあり、 意外な発見でした。これは8個200円で販売されているので、まあだまされても傷は浅いという事で(^^;)是非お試し下さい。


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