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聴いた演奏
1977年明治大学グリークラブ
1981年同志社グリークラブ
1988年慶応義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団
1990年筑波大学メンネルコール
1991年筑波大学メンネルコール
1992年早稲田大学グリークラブ
1994年立教大学グリークラブ男声
2000年慶応義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団 |
1.指揮 福永 陽一郎
2.指揮 檜山 哲哉
3.指揮 外山 浩爾
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同志社の演奏については、このCDのライナーノートの文章が見事に言い表しています。
「その日は、あとになるほど声の調子があがり、録音開始の6時間後に、何故か、グリーメンの気分が最上となって、夕食後、
あとのほうに廻した「わがふるき日のうた」を一挙に収録してしまうことができた。 ・・・」
正にその通りで、同じCDに収録されている「海に寄せる歌」と同じ合唱団が同じ日にレコーディングしたとは思えない程、
情感のこもった演奏です。細かく聴いていくと結構力任せな荒い演奏ではあるのですが、
それをメンバーの情熱でカバーして「熱い」仕上がりになっています。
私は茨城大学にいた関係で筑波大学メンネルコールとは付き合いがあったので、学生時代は良く演奏を聴いていました。
これはその中でも最高の演奏。おそらくは歴代でもトップクラスでしょう。
残念な事に、この演奏の音源は所有していないため、詳しく感想を述べる事ができませんが、
「5 郷愁」と「6 鐘鳴りぬ」の間をアタッカで繋ぐ事によって場面転換と「6 鐘鳴りぬ」の緊迫感を演出する等、
作りこまれた曲想に大変感動した事を覚えています。
初演の明治グリーは非常にソツのない演奏で、ブレス箇所を減らしてフレーズを長くとっている所に好感を持ちましたが、
曲想としては初演のせいかほぼ楽譜通りという感じで心に残るフレーズがない気がしました。
悩むのが早稲田グリーの演奏。メンバー個々人の音量が大きかった頃の演奏で、ダイナミックさを生かした豪快な表現、
子音を立てた言葉の発音等、色々と考えられた演奏である事は伝わってきており、
演奏の面白さでは上位評価の団体よりも高く評価できる程ではありますが、
語頭以外の箇所にある「つ」「し」「ち」といった子音が強すぎて言葉の伝達を阻害してしまう等、仕上げの粗さを感じました。
ひょっとすると定演や四連に載せない早慶(とフェアエル?)用の選曲のため、練習が足りなかったのかもしれません。
最終的に上では演奏の「熱さ」と同時に全体のまとまり具合を重視して評価しました。
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