アシモフ<Mysteries>リスト

このページでは、ミステリ作品を載せています。

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<黒後家蜘蛛の会>のその夜のゲストは、ハンリー・バートラムだった。彼らは毎月、邪魔の入らない静かな場所で例会を開いた。そして、何はともあれ、月に一度のその夜だけはいかなる女性の闖入も断じてこれを許さなかった。
(本文より)

 トーマス・トランブルは例によって胸に一物ありげな難しい顔をして言った。「あなたは何を持ってご自身の存在を正当となさいますか、ステラーさん?」
 モーティマー・ステラーはびっくりして眉を高々と上げ、テーブルを囲んだ6人を見まわした。 (本文より)
 イマニュエル・ルービンは常日頃、人前では決してほっとしたような顔を見せないことにしている。安堵の表情は、本人がいくら否定したところで、不安、憂慮、動揺など、それまで彼が抱いていたであろう感情を露呈することになるからである。 (本文より)
<黒後家蜘蛛の会>の会員・・・化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の六人、それに給仕一名は、毎月一回晩餐会を開いて四方山話に花を咲かせていた。ところで、いったん話がミステリじみてくると会はにわかに活況を呈し、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。ところが最後に真相を言い当てるのは、常に給仕のヘンリーだった!(あらすじより)

アシモフ自身が出くわした奇怪な人間消失事件を元にした「待てど暮らせど」や、カーに挑戦せんと意気込んで書かれたシリーズ初登場の密室もの「秘伝」など、ご存じブラック・ウィドワーズの面々の侃侃諤諤、喧喧囂囂、甲論乙駁の推理合戦と、名給仕ヘンリーの快刀乱麻を断つ解決ぶりが鮮やかな好評連作ミステリ、第5弾登場!(背表紙より)



どの話も例外なく,ユニオン・クラブの談話室に顔を合わせた三人の懇意な仲間の短い会話に始まる。そこへ第四の男グリズウォルドが登場する。話が始まるとき,彼はいつも微睡んでいる。三人のやりとりがきっかけでグリズウォルドは目を覚まし,その話題につながりのある体験談を披露する。それがミステリで,グリズウォルドは三人に答えがわかるはずのところで話を打ち切る。<アシモフのことば>

アメリカ図書販売協会(ABA)の年次大会で新進作家が死んだ。シャワー室で裸のまま倒れた拍子に頭を打ったらしい。第一発見者の作家,ダライアス・ジャストは彼を一人前の作家に育て上げた男だったが,部屋の中に極微量 のヘロインが落ちているのを見逃さなかった。しかしそのヘロインは警察が到着するまでに何者かによって拭きとられていたのだ。<あらすじより>

大学の実験室で,化学の実験中の学生が毒ガスを吸って死亡する。事故死か,あるいは自殺か?指導教官のブレイドはこの事件を単なる過失とは考えられず,自ら真相究明に乗り出すことになった。しかしこれが殺人だとすると,真っ先に疑われるのは彼自身なのだ。しかも,事件はやがて彼の大学における平安までも脅かす羽目となる。四面 楚歌のブレイドに執拗にまとわりつく刑事。果たして誰が,何のために企てた犯行なのか?<あらすじより>