義士外伝・土屋主税より

あらすじ ( by ひのひの )
 赤穂の浪士・大高源吾は打ち入りの前夜、俳句の宗匠・宝井其角の邱を訪れる。先客の門人、細川家・落合、川島の俳句より故主・浅野侯の仇討ちの志を問われるも、源吾は我が心中を秘して不甲斐なき不忠の武士を装い、これを辞去しようとする。其角はその本心を試すべく「年の瀬や、水の流れと、人の身は」と読みかけるが、只、「明日待たるる、其の宝船」とのみ付け句して去って行く。其角はじめ一同は、この付け唄に見事惑わされ・・・・。
 さて翌日、吉良の隣家・土屋主税は其角らを呼び俳会を催すが、落合等は腰元・おそのが大高源吾の妹と聞き、同席するも身の汚れと言い捨て退去する。残されたおそのは自害を図るが、主税は「宝船」の付け句から源吾の真意が仇討ちにあることを看破し、おそのに兄の心底を言い聞かせる。
 と、その時!隣家吉良邱より剣戟の音・・・・・・。


            
   奴の三平と下女のおしも      落合、川島、大高源吾、宝井其角
       「いやー、酔うた酔うた」         「今日という今日は、お辺に愛想がつき申した」 

 

        
おその、井上傳蔵、土屋主税       ひのひの傳蔵のアップ

傳蔵の長台詞(ほんとはこのシーンじゃないけど・・・)
「ははぁ、申し上げまする。ただいま火事装束の者二人、赤穂の浪士
勝田新左エ門、貝賀孫右エ門と名乗り、お頭の大石蔵之助が申するには
火の元万事入念に仕り致して、お手数は掛け申さず。 必ず必ず、加勢
御無用になし下されとの、事に御座りまする」                  

              写真物色中
     源吾、おその、其角、主税          おその、源吾         
「ううむ、源吾源吾、入念の使者、大儀大儀」        「兄上様」「おお、妹」     


仮名手本忠臣蔵第三段より


保存会のベテランによる松の廊下の見事な構図
高 師直(=吉良上野介)役のいかにも憎々しい演技に引き込まれました。

 

仮名手本忠臣蔵第七段より


足軽平右エ門と妹お軽の人情話
私達の師匠で保存会会長・矢田 徹氏の大熱演、さすがの大トリです。

       なお、本ページの舞台写真は中村徹君に撮影していただきました。

 

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