ちょっと腹が立った事
              

 中山の農村歌舞伎に島外からも毎年いろんな方に観劇にお越しいただいており本当に有難うございます。心より御礼申し上げます。
 ところで中山の農村歌舞伎は神社の祭礼という性格上、入場料とかは取っていない為、総予算50〜60万円程度しかありません。そして収入の殆どが色々な方から戴く「お花」=寄付であり、その少ない予算の中から音響への支払い衣装やカツラ、大道具の修繕、時には新調を行っております。お金の無い分は裏方や役者たちの熱意と工夫で何とか補っているのが現実です。
 本来楽屋は関係者以外立ち入り禁止なのですが、是非とも撮影したいとの希望も多いので、伝統の地域芸能継承の少しでもの足しにと、一人千円のお花を頂戴して舞台裏へお入り頂いています。しかし上演直前の楽屋は出演者の化粧、着付け、カツラ合わせ、小道具の支度等で全員がてんてこ舞いの忙しさなのです。もちろんそういった緊迫した雰囲気を撮影記録して頂くのもまた意義のある事だと思いますし否定する気もありません。しかし、そこにはやはり節度という物が必要なのではないでしょうか?

 ただでさえ狭く忙しい楽屋に多数のカメラマンが入ってこられると、それだけでも邪魔になるので一度に入れる人数を制限し、順番待ちをお願いしています。それなのに「お金を払っているのに何で待たなきゃならないの」と制止を振り切って入室したり、化粧中や着付け中にもかかわらず子供達に「こっちむいて笑って」とか、特に今年の関西系男女の一団のマナーの悪さは目に余りました。堪忍袋の緒が切れた化粧師の頑固爺さんに一喝されると「お金取っておいて何で怒鳴られなきゃいけないの」と言い、挙げ句の果てには「こんなんやったらお金返して欲しいわ」「あんた偉いわ、よお云うた。私やって返して欲しいわ。」といって返金させました。
あんたら願い事が叶わんかったからって、神様に供えたお賽銭取り返すんかい!返金させたんなら撮ったフイルム抜いてい行かんかい!あんた等にはもう二度と来て欲しくないわい!
いやいやちょっとぶち切れてしまいました。すみません(笑)。
まあ連中も二度と来る気もないだろうし、どうせ余所へ行っても似たようなことやるんだろうけどね。


勿論圧倒的大多数のカメラマンの方はきちんとマナーを守っている方達で、ああいう輩は本当に例外的なごく一部です。
そしてその一方でK市在住のOpt−Yさん(本年度県知事賞受賞おめでとうございます)のように、心より農村歌舞伎を愛しずっと撮り続けられている方もいるのです。こういった方達のご理解と目に見えないご支援があるからこそ私達もやりがいがあるのです。

やっぱり祭りは楽しくなきゃ。