ちゃりんこdeパトロール
コミュニティデザン講演会
第186回

 載せました」。まあそれで収まるものでもないが、よしとしましょう。こうして人が人生を営んでいる、これこそがまさに“風土記”なのだ、観光案内でも作り物のドラマでもない、「素」の生活者がカメラを向けられ、照れながら登場している、ここがまた今風のテレビの切り口なのでしょう。
 さて、議員という仕事、毎日が市民の皆さんの“風土記”探しのようでもあります。カメラこその持たないが、人々の暮らしに光を当てる。そこにある課題解決に取り組み、ご意見ご要望に耳を傾ける。議会活動を通じ、最後はにこやかで穏やかなエンディングへ。と、なかなかそうとばかりは限りませんが、アクションを起こしている、私もまた皆さんの暮らしの「風土記」の一コマとなりたいもの。
 さて、この番組の取材のことは放送まで誰からも教わりませんでした。唐突にある日、市役所で、あまり美しいとは言えない、「土色」基調のポスターが目に入りました。隅に小さくNHKのあのロゴと番組名を読んだので、これはと気づきました。ドジョウの姿をモチーフにしたセンターの文字も、ちょっと遊び過ぎていて読解することも難しい。この手のポスターなど関連グッズは大切にコレクションする趣味をもつ私ですが、さすがに食指が動かなかったほど。今回のメインテーマはポスターの表すように「ドジョウ」だったようですが、城周辺の地元民からすればメインはやはり丸亀城。番組制作の切り口としてのドジョウは新鮮だったとして、それとは別に、わがご近所の風物詩として楽しめた、今回の“風土記”でありました。


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