魚 ま め 知 識 19


ちょっと一息・・・おくつろぎ下さい。

川・河の語源


川・河・江という字は同じ意味で使われている事が多いが、河は川に比べて大き川を指して使う。
もともと「河」とは特定の川、すなわち「黄河」に対する呼び名であった。
「江」とは”長江”のことで「揚子江」をいうのだという。
一方、ヨーロッパでは「ドン」と呼ぶが、そのなまりで「ドナウ」「ドネェ」「ドニエプル」など各語でいう。いずれも 川を意味する同語源の「ドン」からであるという。
川・河・江の文字は中国から伝わったものであるが、漢字が渡来する以前から日本では「かわ」という呼び方をしていた。 奈良時代に書かれている「和名類聚抄」にも「河(か)は川のことで加波(かは)という」と述べている。
古事記にも、夜麻志呂賀波(山城川)のように”賀波”という字を当てている。
「かわ」の語源についてはいろいろな説があって、水の流れる音「がはがは」という擬音からきたという説が有力である。 現代でも水の流れを「ごうごう」といった形容を用いる。
サンスクリット語の「カハ」も水の流れ響くところから「川」を意味するようになったという。 日本の「かわ」に似た言葉では百済(古代朝鮮)では「カワ」、ネパール語・ベンガル語で「カー」という。またシベリヤのサモエード語で「カイ」といっている。