暑かった夏も過ぎ、秋祭りたけなわの早くも10月。

これから秋冬の菜物根菜がドンドン出てくる、美味しい時候になりました。

今回は、香り、味、姿良しの、蕪のお話しです。

大きいのや小さいの、赤いのや青いのと色々な種類がありますね、真夏以外季節も問わず良くできますが、やはりウマイのは10月〜11月のが一番だと思います。

料理法も色々ありますが、白くて大きな聖護院は千枚漬けにピッタリやし、赤いのや青いのは漬物に。

頃合いの大きさのは、煮物や蒸し物、鍋物やおでんにも、使いやすいですね。

コンソメで煮ても良いし、クリーム煮にしてもウマイし、あれやらこれやら料理法が浮かんできます。

「洋風蕪蒸し」なんか良いですね。

調理法はそれぞれ工夫して頂く事として、「和風の蕪蒸し」の作り方をほんの少しだけ。

普通、蕪蒸しと言えば、蕪を摺り下ろし、水で洗って「すいのう」で濾し、(特有の臭みを洗う意味で)卵白と塩が原則で味付けしますが、ちょいとモノ足らない感じなら薄口醤油を少し入れます。

(白い蕪に色が付くのを嫌い、なるべく醤油を使いませんが、白醤油という手もあります。)

卵白は白い蕪を白く固める為のものです。

1.白身の魚に薄塩をして(薄塩の鮭でも良いです)魚の大きさくらいに昆布を敷き、日本酒を振りかけて蒸しておきます。

2.先に洗っておいた蕪に、海老、銀杏とかキクラゲ(茶碗蒸しの具と思って良いです)などを混ぜ、こだわりのお塩などで味を付けます。

3.こんもりと纏めて魚の上に置き、15分も蒸せば充分でしょう。

4.日本料理の場合は、「銀あん」と言って、吸物味の出し汁に葛粉を溶き入れ、少しドローっとした感じに仕上げ、生姜の絞り汁を入れたのを器に盛った、先の蕪蒸しに掛け、上から食菊を散らしたり柚子を振ったりして出来上がりです。

蕪も摺り下ろす以外に、釜にしてそこへ具を盛り付けたりと全く自由にしてもOKです。

銀あんにバターを使うとか、ミルクを使うとかも面白い。

これから沢山出回りますので、一番美味しい時期に色々と試されると、お料理が楽しくなります。

「我が家の美味しいレシピ」などあれば皆さんに教えて下さい。