なんだか長編になりそう。
昨年から「蟹食いに行くぞ!」と、カレンダーにテレビで見たお店の名前を書き込み、すっかり予定に入れていた越前海岸へ行って参りました。
ハッキリ言って蟹は堪能、最高にウマかったですね。
宿はカレンダーに書き込んだところではなく、Webで探し「ジャラン」で見つけた、口コミ情報の良かったところです。
朝8:00頃、JRしおかぜ号に乗り、岡山から新大阪まで新幹線のぞみですが、早いですね、時速285kmですか10:00頃には新大阪、 それにしても新大阪〜敦賀までの湖西線、座席はJR四国と同じで窮屈ですが、静かで線路の継ぎ目音が殆ど感じられません。
サイの姉が居る敦賀に着いたのは11:30頃でした。
義姉夫婦が迎えに来てくれていて、そのまま義姉宅へと向かい、お昼ごはんに甘エビやら烏賊、セイコ蟹やらとイッパイ出して頂き、これがまた鮮度抜群でウマイのなんの。
鯖のヘシコもウマかったし、ニシンの麹漬けも発酵加減が丁度良くてウマかった。
私もおもむろにカバンから出した、今や讃岐のトレンディ「さぬきの夢2000」、昨夜から捏ねて踏んで、結構重くて、肩に食い込む先に義姉夫婦の笑顔を想像しながら持ってきていたんです。
台所のテーブルに粉を振り、ラップの芯で延ばして 湯がいて、熱々に卵の黄身、出し醤油を掛け釜玉にして食べて頂きました。
はっはっは、ウマイ!ウマイ!と喜んだのはご想像の通り。
デザートには「水ようかん」北陸では冬のモノなんですね。
黒蜜の風味がスゴクしていて、人気のブランドだそうです。
レンタカーの予約時間17:00までに少し時間があると言うことで、近くの「日本海さかな街」へ連れて行って貰いました。
この不景気な時期の平日にもかかわらず、サスガ蟹シーズン、観光バスやら自家用車がイッパイで大賑わいです。
施設の中も店舗が並び、通路は狭い目にしているんでしょうか、行き交うには誰かに当たりそうで、なかなかの活気があります。
ここでは何も買わず見て歩くだけで、今回は持参のマイ醤油の出番が無いかも。
市内の流れの速い細い川に、大きな色鯉が沢山泳いでいてビックリ。

害虫が多いと言うことで放流しているそうですが、萩の町中のような感じではなく、趣は違います。
気比の松原、ゴミが無くて綺麗!以外です。
後ろに敦賀市を控え、両側に川が流れて敦賀湾に流れ込んでいれば、普通なら浜には大量のゴミが打ち上げられているのが昨今の有名松原風景です。
ボランティアが毎日掃除していても、とても追いつける筈がない。
「松原を綺麗にしよう!」と言う意識が強く、ゴミを川に流す人など居ないんでしょうか。
汚れた松原にホトホト困っている自治体の方は、是非一度その取り組み方を勉強されると良いと思います。
ゴミを出す住人の意識改革が一番先ですが、敦賀市はどうしたんでしょう?見事です。
余談ですが、ウチの前の細い農業用水路には、毎日生活ゴミが沢山流れていて、田圃に引き込む用水口にはパックトレーやらミカン、袋に入ったままの白木クラゲやら と上流の人の生活がかいま見える程、なんでも有りのヒドい現状で、情けないです。
それは、ま、おいといて、旅のお話し続けます。
なんやかんやで、16:30、夕暮れが早くなってるこの時期ならば、夕日を見ながら早めに宿へ着いておこうかと駅レンタカーへ向かい、
手続きを済ませて義姉夫婦の先導で越前海岸有料道路へと。
以前に行ったときに確かにあった、海鮮モノを売っている道路沿いの大きなお店が消えて居ました。
サイはいつもの如く暢気に「この海から拉致されたんやな」なぞと自称「讃岐の曽我ひとみ」はその感慨に耽っておりました。
この日は前日までの大荒れな天気から回復して、珍しい程のホカホカ天気、海は凪ぎ波は穏やかで、夕日も綺麗に見えました。
宿に着いた頃は既に暗くなっていて、ここで義姉夫婦に挨拶を済ませてお別れ、宿でチェックインを済ませてお部屋へ。
ここの宿、若い男の子が部屋まで案内してくれますが、荷物は持ってくれません。
せめて連れの荷物くらいは持ってくれても、、、、いいんじゃないかと。
部屋に入ると男の子がイソイソと急須に茶葉を入れ、ポットからお湯を注いでお茶を入れて呉れます。
仲居さんがお茶を入れて呉れるところはありますけど、男の子にお茶を入れて貰うのは、、、「結構です」と言いたくなります。
その旨言うと、「サービスですから」とのお返事ですが、なら、荷物を持ってくれるサービスの方が良かったんだけど。
お部屋はお世辞にも綺麗とも言えず、どこかのアパート的な感じで、旅の宿とは言い難い。
先ずユニットのバス.トイレ、マットとか蛇口の周り、排水溝口がキタナイのよ。
これだと自分ちの日常そのままです。(笑うに笑えんがな)
ま、ええわ。
蟹喰いに来たんやし、気を取り直してテレビでも点けるか。
遠方に来たときに、案外テレビニュースが嬉しいんです。
「へー、この辺やと京都の番組も見られるんか」とか、「地元の人気キャスターにこういう人が居るんか」とか結構楽しめます。
焼き蟹など部屋でやると、匂いがスゴくて寝られんと思います。
なんか、ワタシらの席らしきところに目をやると、他の席とはチョイ料理が違うような気がする、派手な青い大皿に盛られた蟹やら色々。
先ほど部屋に案内してくれたお兄ちゃんが席まで案内してくれて、取り敢えずビールを注文する。
テーブルに並んでいるモノは、小鉢に入ったバイ貝一個やら、あまり気に掛ける程のモノは無し。
今日、出てくる料理の説明を求めるとシドロモドロです。
残念やな。
説明出来んのやったら、献立までとも言わんけど、「本日のお品書き」としてプリントしたもんでも置いとけばエエのにね。
ボチボチと食べ始め、暫くしてから髭オヤジが出てきまして、お愛想など云いながら青い大皿のタグ付き蟹を鋏でジョキジョキと切り離して食べ易くしてくれてます。
しかし、ハッキリ言ってこのタグ付き蟹が一番マズかった。
冷た過ぎるのと、塩味が薄い、香りが無い、「ホンマもん?」と疑いたくなる。
ウマイッ!と思ったのは、刺身にしたやつの片割れで、ハサミや甲羅など固いところを厨房に引き、焼いて持ってきてくれたヤツ。
焼き立ては香りが良くて、パリパリしてます。
ウマかった!殻ごと食い尽くしました。
(寒かったんでしょうか翌日便秘したんですけど、最初の出始めが痛いのなんの、熔けてない殻が肛門にプツプツとサワル)
料理は手を掛けているモノは特になく、所謂漁師料理に毛が生えた的なものでしたが、最後の雑炊まで戴き堪能致しました。
出来得れば、何杯も出てくる蟹の甲羅はそのままにしておいて欲しかった。
次々と出てくるから、ドンドン下げるんだけど、あの甲羅で雑炊を食べたら蟹味噌の残っているのまで味わえるのに、、、とチョット残念。
ここの宿の特徴的なのが、レストランで食事中にライブが聴ける事。
へっー!て思いますよ。
さっき蟹をハサミで切ってくれた髭オヤジ、私より2歳年上らしいですが、包丁を握る手をギターに替えてジャズ系のウマいこと!
声も風体に似合わず(失礼)、優しい癒し系です。
昔の「憂歌団」的な感じ。
丁度、ビートルズのポールが大阪で公演したときだったので「レット.イット.ビー」をリクエストしましたが、すんなり歌い始めてこれまたビックリ。
そう言えば、食事中に今年のボジョレヌーボーを、着物姿の女将と主がお愛想をお云いながら 持ってきて、サービスして廻ってました。
明日が解禁日、正確には、その夜の0:00ですが、4時間ほどフライング解禁です。
そんなこんなで約一時間半ほどのゆっくりした食事も終わりました。
後は寝るだけですけど、布団がメチャ薄いやん、上も下も1枚だけやし。
暖房が27度になってるけど、27度の室温とも思えんしなぁ。
ま、熱々の二人やから寒くは無かったけどね。
しかしなぁ、ここの宿、歯ブラシはあるけどコップが無い。
夕べお茶飲んだ湯飲みを使うんやな。
ドライヤーも無い。
髪洗うたらセットせな、前髪が矢沢のエイちゃんになるし、カッコ悪いし、横山ヤスシにセットしたいんやが、こらイカンな、と、髪洗わなんだ。
この頃髪の匂いも気になるんよな。
ヒョッとして年寄り臭かったらイカンなぁ、とか。
去年出来た新しい旅館なんですよ。
口コミ情報も「新しい旅館で施設も綺麗」て書いてあったから選んだのに。
騙された気分。