整 備 日 記 2

2014年4月15日実施
FCコマンダー交換(有機EL)

 実は過去にも有機ELに交換することを考えたことがありました。
 ただ、その時は時期尚早でしたので断念した経緯があります。

 そこで、その時の話から^^

 I−R用のパワーFCのFCコマンダーは、当然初期型の白黒液晶です。
 ただ、製造後20年近くなり、表示部が焼けてきて判読が難しくなってきました。
 実際マルチモニターとしても使えるのですが、表示部が不明瞭では使い物になりません。
 そこで、FCコマンダーの交換を考えた結果、新型の有機ELが候補として上がってきました。
 でも、I−R用のパワーFCの基板は初期型の旧型、本体はアペックス製ですが開発はAPエンジニアリングが担当し、パワーFCの番外
品とも云える存在です。
 そのため当時のアペックのカタログには番外的な記述で、当然サポートは対象外となってました。・・・・

 さて、そのような存在で、はたして新型の有機ELが使えるのでしょうか?
 案の定、有機ELの発売当時は対応車種が少なく、I−Rの設定がありませんでした。・・・・・・・・断念

 さて、現在に戻して、

 ところがここ最近FCコマンダーの表示が更に悪化、交換の必要性が大となりました。
 そこで、アペックスのページを覗くと、なんと有機ELの対応車種の項で、「特定の車種で使用出来ませんが、引き続き開発します。」との
旨、開発が進んだんですね^^
 さらに吉報で対応不可の車種にも該当してない事を見つけました。(http://www.apexi.co.jp/old/news/pdf/oled_fcc.pdf)
 まあ、開発APエンジニアリングの絡みもあり、不安要素は当然あるので、更に調べると対応の可能性は大。

 次段階に進み、購入を考えて近傍のエクセルディーラー問い合わせると、よい返事は頂けません。自己責任って感じですね。対応車種の
設定があまりにもアバウトなのも原因でしょうか・・・・・車が車ですしね^^;

 で、直接アペックスのサポートに連絡すると、「対応してます」の一言・・・・・え、最初からそうすればよかった・・・・前はサポートそのものの
記述がページになかったので、思い込みから頭になく後手に回ってしまいました。 ^^;

 早速注文、約1週間で到着、少々不安を抱きつつ交換すると、無事作動 ヽ(^◇^*)/ ワーイ
 作動画面の綺麗なこと、とても分かりやすく、文字表示が鮮明、色が付いているため、白黒液晶と比べると使い勝手が雲泥の差で、マル
チモニターとして走行中充分使える様になってます。
 少々高いけど、アペックスありがとう。 <(_ _*)> アリガトォ

ボックス
FCコマンダー




2011年10月20日実施(2012年7月27日追記、下段、画像の下)
HIDコンバーターキット取付

 新車に標準装備となりつつあるHIDですが、旧車には純正で存在するはずもなく、対策として社外品の後付けのコンバーターキッ
トを取り付けるのが通常となっています。
 ただ、I−Rは生産後15年を経過し、生存数の少ないレアな車、キットを生産する会社を何社か探してみたものの、当然と云うか?
車種設定が全くありませんでした。
 更に、もし車種設定があったとしても高価で、気軽に取り付けると云う段階でもなく、ほぼ諦めていました。
 ところが、ネットを巡回していたとき「LALA楽天市場」で、格安のキットが出ていることを見付け、更にほとんどの国産車に取付可
能とのこと、また、ショップの評価が高いこともあり、半分冒険的に購入することにしました。
 注文したのは、「5段階調節35〜55HI/LO切替 最新リレーレスH4Hi/Lo H13Hi/Lo HB1Hi/Lo HB」と云うキットで
す。ランク的に同社のキットでは上位クラスですが、それでも価格は1万円を切る安価な製品で、もし調整機能レスなら更に安価な
製品を購入できます。
 実際製品が到着し、その機能を再確認しましたが、この価格は驚きでした。高級ハロゲンバルブ1台分の価格でHIDが取り付け出
来るのですから、夜間の安全性は確実に向上しますし、疲労も軽減されると思いました。
 ただ、注文先の「LALA楽天市場」から送られてきたキットの梱包状態が少々簡易的です。キットの箱に単純に包装をかけた状態
で、仮にも精密機械ですし、他のショップから送られて来た商品と比べると手抜きと感じます。まあ、これも機能・価格面を考えるとな
んとも云えませんが、神経質な方は問題視するでしょうね。
 さて、取り付けですが、構成品(画1)がシンプルで配線も判りやすく、エンジンルームにスペースのある車は短時間で取り付けが
可能だと判断できます。ただ、取扱説明書が汎用版で問題があり、特に配線については食違いが多く、少々の知識が必要になると
思います。
 また、私の選んだキットは5段階調節のため配線を車内へ回す必要性から、他キットに比し少々の知識を要し、特に最近の気密
性の高い車内への取り付けとなると、素人では難易度が高いと判断できます。
 実際の取り付けでは、最初にハロゲン球の取り外しが必要となります。なお、防水カバー&固定ホルダーは再使用しますが、車
種によっては防水カバーの加工が必要みたいです。なお、I−Rの場合は無加工でした。
 バルブ(画2)は、ユニット部を左に回すことによりシェードから分離でき、このシェードがヘッドライトユニットへの取付アダプターと
なります。
 ヘッドライトユニットのバルブ取付部は、ハロゲン球用ですので、ここで上に書いたシェード(画3)を使用します。次に防水カバー
&固定ホルダー(画4)を取り付け、最後にユニット部(画5)を挿入し右に回して固定します。
 一応、ヘッドライトユニット内から見た、バルブとヘッドライトユニットの取付様相は(画6)の様になります。
 バラストの取り付けは、バラスト部が左右独立で、それも薄型のこともあり、取付位置を選ばないと感じましたが、いざ取り付けと
なると、エンジンルームにスペースのない車は一苦労です。(なお、エンジンルームにスペースある車は、取り付けに際しては全く問
題ないと思います。)
 私の場合も、少し改造していることもあり、バラストが左右独立のことが逆に徒となりました。取り付けに際し、左側(画7)はバッテ
リーを移動しているため、広いスペースがあり簡単でしたが、右側はスペース(エンジン熱も考慮)がなく、苦肉の策として、リレー
ボックス内のリレーを移動し、スペースを確保(画8)して、リレーボックス内に取り付けました。
 私としては、バラストが分離してるのではなく、一体式が理想的で、バラストから反対側に配線で回す方が熱対策も含み有利だと
思います。一応、別売りで延長コードもあるみたいですが、安価が売りなので注文する気にはなりませんでした。
 それと、電源の供給は通常のヘッドライトの配線から取るのですが、出来れば別電源でバッテリーから直接取る方が効率的で安
全だと感じました。
 そのためにも、バラストが一体式の方が電源供給が1ヶ所で済むので、理想的だと考えています。
 一応、状況を見て、従来どおりのリレーを追加したいと考えています。
 思うにメーカーは、消費電力が 半分となるため、配線の簡略化が可能と考え、それを売りとしてリレーは不要としたみたいですが
? 純正コネクター等の強度を過信しているのではと感じました。
 最後に配線ですが、取扱説明書は細部では役にはたたないものの、配線自体は非常に簡単で、誤配線が起らない配慮が細部
に感じられました。
 ただ、前にも書きましたが調光リモコン(画9)の配線は車内に回すのは一苦労で、苦肉の策として以前他パーツを取り付ける際
に予備として回していた遊び配線を中継とし、調光リモコンの配線を途中で切断、半田付けコネクターの増設&防水処置をして延
長し取り付けました。
 取付完了後の実際の使用感ですが、もう感激&感動と云った感じで、非常に明るく透き通った光です。また、雨の日の路面の光
吸収が少なく、非常に好視界が確保され、手前は補助灯を点けている様な感じとなります。これは安全走向上とても有利で事故の
減少にもつながると感じました。
 5段階調節も便利な機能で、光のない山道では非常に役にたちます。ただ、街中は最低レベル(1)で充分で、段階的には2段階で
充分な状態です。そのため実際使うのは1と5って感じになります。まあ、調整幅が多い方が有利とも云えるので、この機能は良しと
考えています。
 ただ、難点はあります。これはHIDの特性ではなく、製品上の問題でしょうが、今回使用したキットのバルブがスライド式のためか?
LOからHIへの切替えのとき1秒程度消灯します。これは恐怖です。直線はまだ良いのですが、コーナーで一瞬光が消えるのは無
気味です。まあ、HIからLOへの切替えではこの現象は出ないので、特性と考慮すれば難はないとも思いますが、人に貸すような時
は説明が必要でしょうね、パニクリますから。安全性を考えた場合常時補助灯の点灯が必要です。→問題解決、追記確認

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→10/31追記
 タイムラグの対処法をメーカーから頂きました。リレーレス(画11)とバラストに相性問題があるようで、電源供給が追いつかないみ
たいです。対策として、バッテリーからの直電源を供給するリレーハーネスが有効みたいです。
 メーカーにはリレーハーネスは各種あるのですが、ショップでは、H4用のリレーハーネスの販売は現在なく、問い合わせに対する
対応のみのため、一応手配をしました。
 なお、取付後報告しますが、古い車の少数派に対する障害みたいなので、最近の車には関係でしょうね。

→11/10追記
 ショップと調整の結果、本日リレーハーネス(画10)が来ました。
 取り付けは、今付いているリレーレスと、届いたリレーハーネスを交換するだけです。まあ、バッテリへの配線が必要となりますが。
 リレーハーネスは、リレー本体とバッテリーから電源を引くハーネスで構成され、一昔前のライトリレーキットの専用加工品ですね。
 単純に考えれば、デジタルからアナログになったということです。接点抵抗は増えますが確実性は向上したと判断できます。
 まあ、最近の車には関係ないでしょうが、古い車には重要でしょう。
 結局、「5段階調節35〜55HI/LO切替 最新リレーレスH4Hi/Lo H13Hi/Lo HB1Hi/Lo HB」が「5段階調節35〜5
5HI/LO切替 H4Hi/Lo H13Hi/Lo HB1Hi/Lo HB」となったわけです。
 気になるのは、現在リレーレスが入ったキットは商品落ちしていることです。5段階調節が障害の元となっているのでしょうか?
リレーレスがないキット(代りにリレーハーネスが入っています。)のみの販売となってます。
 まあ、リレーレスとリレーハーネスの価格は同等のため、価格変更はないですが、取り付けが少々難しくなります。でも、タイムラグ
が出るよりはましだと思いますが。
 ともかく、現状ワークスの方の修理が完了したら、取り付ける予定です。取付後報告します。

→11/13追記
 リレーハーネスを取り付けました。
 リレーレスを外し、代わりにリレーハーネスを取り付けるのですが、左右を継ぐ線の追加が面倒臭いものの、バッテリーから直接電源
を供給できるのだから、作動が安定すると感じました。
 取付時は、まだ明るかったので、夜まで待ち試走しました。
 結果として、LO&HIの切替時のタイムラグがなくなり、良好なものでした。
 このことから、取付作業については完結となると思っていたのですが、なんと新たな問題が発生しました。
 それは何かと云うと、タイムラグ発生しないことで、バルブの動きが判るようになり、左側のバルブの異常に気付いたのです。 
 問題側は、前から光軸が変なので調整しなければと思っていたのですが、どうも、バルブがスライドしてない事が原因だったみたい
です? 一応パッシングは出来ますので、電源は来ていますが、左側のLO&HIの切替えが出来ません。
 明日、不具合の原因が、バルブかバラストか確認してみます。配線的には点灯しているので問題ないと思いますが、左右交換して
確認してみます。こうなると意地ですね。まあ、部品供給はしっかりしているので、最悪部品交換で解決すると思います。

→11/14追記
 左ライト不具合の原因が判りました。
 原因はやはりバルブでしたが、問題は解決しています。
 バルブを点検してみると、レンズ部が奥に入ったままとなってました。スライド式バルブの構造上の特性でしょうが、レンズ部に引っ
かかりがあり動いていなかったみたいです。 
 問題の部分を何回か前後すると、引っかかりが取れたみたいで、内部のスプリングが作動しはじめました。
 機能点検をすると、問題なくLO&HIの切替えが出来ます。
 どうも出荷時には引っかかったままとなっていたみたいです。
 そのため、取付後左ライトの光軸が変だったのも納得できます。更にタイムラグで症状が判らなかったことがあり、対策が遅れてし
まったわけです
 ただ、あの部分は、通常手にふれてはいけないので、素人には手に負えないでしょうね?
 まあ、ともかく今は正常作動していますので、追記はこれで終わりです。
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 以上の結果から、気を良くした私は、10/28に家内の車(ワークス)にも取り付けました。
 ワークスは昭和車ですので当然規格品はなく、同社にコンバーターキットを注文をしたわけです。
 なお、パルサーの経緯から、バルブがスライド式ではなくデュアル式のキットを注文しました。
 金額的には高かかったのですが、タイムラグがないのなら安いものだと、この時は思ってたからです。(後でスライド式のタイムラグが、
相性問題から起ることが判明し、ショップのご好意で対策を実施(追記確認)し解決しています。)
 ただ、この判断は、後に大変な苦労を生み結果となりました。詳細は下からお入りください。
ワークス整備日記


 最終結果的として、色々問題はありましたが、性能&価格的に満足しています。
 取り付けについては車種によって様々で、簡単に取り付けというショップの言葉は、必ずとは云えません。配線の取り回しで苦労する
部分もあるからです。なお、メーカーから延長コード等が販売されてますので、それを使うと便利かも知れません。
 ショップのサポートは充分でしょうね、土日の連絡はつきませんが、それ以外なら対応は早いと思います。ゆえに、保障は充分だと思
われます。結構、不良ショップも多いのですが、このショップは大丈夫でしょう。
 とにかくこの価格で、この性能です。取付車種を選ばないとなると、正常作動すれば文句は云えません。あと耐久性が気になるところ
ですが、後日問題があれば追記します。
 なお希望で、自動減光機能(停車時)があればと思っています。ただ、HIDの立ち上がりの関係から難しいのでしょうか?

キットの構成品(画1)
バルブの状態[シェード(上)部とユニット部(下)の分離](画2)

アダプター取付(シェード部)(画3)
防水カバー&固定ホルダーの取付(画4)

ユニット部の取付(画5)

ヘッドライトユニット部への取付概要
(含む防水カバー&固定ホルダー)(画6)

バラスト取付(左側)(画7)
バラスト取付(右側)(画8)

調光リモコン1段階(画9−1)
調光リモコン5段階(画9−2)


リレーハーネス(画10)
問題のリレーレス(画11)

追記(2012年7月24日)

 前に書いた、左バルブの不具合が再現しました。(上記11/14日追記の項要確認)
 本来夜は、走ることがあまりないので、気がつくのが遅れていたですが、前回同様の症状が発生しています。
 不具合は、前回と同様の対策で改善するように思えましたが、症状を繰り返しているので業者にその旨をメールで連絡しました。
 今回もですが、業者の対応は非常に早く、諸手続と交換の段取りについての連絡が来ました。
 現在、部品待ちの状態ですが、対応が早いのはありがたいですね。
 また、不良部品の返送については必要ないとのことですので、手間が省けます。(配線切断画像の送付は必要ですが。)
 とにかく、部品を待ちます。

7月27日追記
 交換品が送られてきましたので、早速取り付け夜を待って光軸調整後試走をしました。
 無事作動しています。
 やはり、不具合時と比べると明らかに違いますね。

 ただ、不具合時でもハロゲン球よりは、明らかに明るかったため、逆に不具合の発見が遅れてしまい、その分業者に報告が遅れてしまった
事が今回の失敗と思いました。

 ともかく、色々ありましたが、製品の使用感としては満足しています。
 さらに、業者のサポートは迅速で大変満足しています。

 余談ですが、業者の話では、やはり多くの製品を販売しているため、不具合の発生は有るとのことです。
 しかし、不具合に対応すべく専用のスタッフを設け、サポートに力を入れていて、迅速な対応に心がけているとの事です。
 ただ、サポートには当然規定事項はあるそうで、それに応じない客も多いようです。

 私が思うのに、「規定事項」って大した事ではありません。低価格で高性能、ハイリスクハイリターンな製品で「規定事項」が理解できない人
って、最初から大手メーカーの高価な製品を購入すれば良いわけです。

 まあ、それに大手メーカーがここまで迅速な対応をしてくれるかは分かりませんしね? 大抵してくれないでしょう?

 最後に、使用し始めて半年以上が経ちました。
 不具合部分はありましたが、十分対応出来る範囲ですし、性能そのものはすばらしい製品です。
 車検も無事通りましたし、システムそのものの不具合は有りません。
 1年後2年後どうなるかは分かりませんが、現状問題ないと思います。

 まあ、保証期間が過ぎて不具合が出ても、個別の部品は出してくれますし、それに価格的に安価なため買い換えても問題ないと思ってい
ます。

 一度、HIDの明るさに慣れると元には戻れませんしね。



2010年2月14日実施
空燃比(A/F)計(DM−200)取付
 空燃比計は今回取付たDM−200が初めてではなく、前は東名製の空燃比計を使用してました。

 ですから、今回は正確に言うと空燃比計の取付ではなく、交換ということになります。

 東名製の空燃比計は、取付当時、性能的にも価格的にも他社を凌駕する優秀な製品でしたが、流石に時代の流れには勝て
ないものがありました。

 実際、東名の空燃比計のセンサーは、DM−200と比べ強度が弱く、通常使用で1年もするとセンサーがボケてきて、定期的
にセンサーを交換する必要がありました。

 ただ、当時の高性能な空燃比計は高価なうえ、測定はピンポイントで実施するタイプ(計測後取外す)主流で、常時計測し、あ
る程度精度が確保された製品は少なく、1年サイクルでのセンサーの交換があっても、その魅力には勝てまんでした。

 また、当時の各空燃比計を比較すると、精度の高い製品は、専用のセンサーを使用するタイプで高価でした。

 なお、安価な空燃比計もありましたが、純正のO2センサーを利用タイプで、精度的に難があり、飾り的要素が多い製品でした。

 どうして、純正O2センサーを利用するタイプの空燃比計に難があるかというと、純正O2センサーは測定範囲が狭いため、肝心
な高負荷時の数値が出ず、エコメーターとしては使えても、チューニングを目的とする使用には問題があったのです。

 その点、東名製の空燃比計は、両者の良いところを合わせたような製品で、肝心なセンサー部を、他センサーを流用することに
より、ある程度の耐久性と精度を併せ持ち、さらに価格的に安価な製品でした。

 センサーの取付けは、O2センサーとの交換でしたが、使用目的(計測の都度センサーを取付ける方法(計測後は盲蓋)や純正
のO2センサーを残す方法)により、増設アダプターで別付けも可能となっていました。

 当然というか計測の都度センサーを取付ける方法の場合、高価な空燃比計に匹敵し、寿命の長い製品ともなっいていたわけで
す。

 さて、本題に入ります。

 経年使用により、東名製の空燃比計の精度が落ちてきたで、センサーの交換も考えたのですが、ネットで検索すると、PLX D
EVICES製のDM−200を見つけることができました。

 DM−200は当然いうか東名製とは世代の違う製品です。性能&価格的に優秀と判断出来たため、DM−200を購入すること
にしました。

 DM−200取付方法は、東名製の空燃比計とほぼ同じですが、センサーは別付するのが原則(O2センサーと共有使用が可
能、別配線(別記します。)が必要)です。

 また、DM−200のセンサーは強度や精度が格段に向上し、長寿命で、コントロール部分も格段の向上が見られる製品です。

 なお、厳密的に言うとDM−200は、各センサーの情報をマルチに表示するシステムで、空燃比はその機能の一つです。

 そのため実際の計測は補機のSM−AFR(センサーモジュール)が担当してます。

 さらに、然圧、排気温、油圧等のセンサーモジュールの追加することにより、総合的な表示ができるマルチメーターに発展しま
す。(今回は、空燃比に関してですので、DM−200は単純に空燃比計として説明します。)

 ただ、前にも書きましたが、DM−200のセンサーの取付は、O2センサーとは別の場所に取付けるのが基本です。ただ、そうな
ると取付用アダプターの熔接加工が必要になります。

 まあ、機能的には別付けの方が良いのでしょうが、個人で熔接?それも薄物への熔接(私は出来ますが、溶接機もあるので)は、
素材そのものを駄目にしてしまう可能性や、各部品の調達、部品の取外し等で厄介です。

 短絡的に考えれば、業者に頼めば良いわけですが、時間&費用は馬鹿になりません。

 そこで、単純に旧センサー(共有仕様)との交換を考えました。(あくまで街乗りでの話しです。レース走行等の高負荷が続く場
合は別付けがベストでしょう。熱対策としてセンサヒートシンクも別売りであります。)

 センサー取付部は今まで東名製のセンサーが付いていたので、径の同じDM−200のセンサーは、問題なく取付け出来ました。
なお、新規の場合は変換アダプタが必要です。

 ただし、東名付属のセンサーは純正のO2センサーの機能を共有する配線がありますが、DM−200の日本の販売店ではそれ
関するに配線説明がありません。

 そのため、説明書を信じるとECUがセンサー(O2センサー用)からの信号を受けれなくなります。(ここに関しては販売店は不親
切だと思います。)

 最終的に、この問題の解決法は、製造元のPLX DEVICESの訳の判らない英語の説明書にありました。

 ない頭を使い、説明書を直訳すると、DM−200のセンサーはO2センサー機能を有し、それも広・狭域各々の出力がSM−AF
Aにより可能とのこと、即ち、その出力を直接ECUに継げば問題解決となるわけです。(専用のカプラーが同梱しています。)

 I−Rの整備書から、I−RのO2センサーは狭域のため、別図のとおりNAに配線すればよいわけです。(広域の場合は、MAに
接続とのことですが、今回は割愛します。)

 なお、O2センサーのヒーター部の断線があると、ECUの制御にエラーが出る車種もあるみたいですが、運良く?I−Rはこれに
該当してなく、そのため、配線を殺しても問題ありませんでした。(エラーの出る車種は、純正のO2センサーをヒーターの配線を残
したまま、問題ない場所に保管すればよいとも聞きます。ただし自己責任で。)

 空燃比計は、使い方によりチューニングのみではなく、エンジン不調の診断に有効な機能を有します。

 人間の感覚は案外曖昧で、徐々に進行したエンジン不調は判りにくいもので、突然エンジンブローってこともあります。特に、日頃
からエンジンをよく回す人は、切実な問題とも言えます。

 通常ECUはエンジンブローの対策として、高回転域では燃料を濃い目にセッティング(リッチ)しています。ただ、リッチのセッテ
ィングは燃焼時間がかかるため、燃料を薄くするリーンのセッティングがチューニングとの基本となります。

 当然弊害は色々あります。最悪は、エンジンブローですが、その序曲として、発熱、異常燃焼(ノッキング、特にターボ車は深刻)
バックファイヤー(インマニへの吹く返し、マフラー側は正規に言うとアフタファイヤー)等があります。

 ただ、そのエンジンブローにつながる序曲は、一瞬で?で、人間の感性で判断できる方、は私を含めそれ程いないのではと思い
ます。まあ、壊れると思いながら回す方は別でしょうが・・・

 そうなれば、その限られた兆候を判断できる目を追加することが重要で、その重要な位置にあるのが空燃比と推察できます。

 何故かと言うと、マップ(ECU)上は適切なセッティングができていても、その判断となる各センサーが異常であれば、適切な空燃
比が出てこないからです。また、その数値の表れ方は瞬時で、序曲の出現より確実に速く、問題点をより速くドライバーに教えてくれ
ます。

 実際に私もエンジン不調の原因を、この製品にて発見しました。不調原因はエアフロ配線の接触不良でしたが、DM−200は明
らかな異常数値を表示し、原因究明に力を貸してくれました。

 症状は、エアフロ配線の接触不良で信号に異常が出て、空燃費がリーンになり、高速域で息つきを起していたのですが、一つ間
違えばエンジンブローですので、大変助かりました。

 以上、DM−200の取付とその利点でした。

 追記
 2013年5月時点、センサー等のボケもなく、正確な数値を示しています。耐久性が高いですね。ただ、モニターの
バックライトが切れました。メーカー手配中です。

 追記2
 2013年10月時点、予備モニターは入手してますが、どういう訳かバックライトが復活いています。^^
 その後モニターも含め他の異常は出ていません。

DM−200本体
SM−AFR



メーター取付状況


システムは運転席下に取付

センサー取付位置(純正O2センサーと交換)

O2センサーの出力配線(NBへECUの配線を接続)

←実際の配線

製造元:PLX DEVICES
(http://www.plxdevices.com)

販売店:CTS TRADING Inc

(http://www.cts-e.com)