一昨年前に最冷3層銅製ラジエーターを特注し作成していたものが今回、特注先にて一般販売も可能となりましたので報告致します。
クーラーコンデンサも無くさずに、サーキット走行等も可能、夏場水温に悩んでいた方には御勧めの情報です。
◆特注先とラジエーターの概要
特注先はコーヨーです。同社は日産の純正ラジエータ互換品(リビルト)をも作成しているメーカで、ルマンで優勝したマツダのラジエ
ータも同社の製品です。また、皆さんが御存知の八潮ファクトリーも、同社の御得意ユーザーであり、八潮製は、殆どが特別な仕様の指
定が無い限り、コーヨーで調査し、一般的な仕様{コア増(2層or3層)、材質変更(オールアルミ、オール真鍮等)}にて設計し、
作成したものです。他の御得意ユーザーでは、加えて材質変更で、真鍮(コア部のみ銅)がある位だそうです。
・IR純正品:サニー等との兼用設計。その為、アッパーホースの形状がS型に曲がっており、流れについては「抵抗増」、収納スペー
スより「サイズ小」になっています。
◆特注内容
一般的な特注は「コア増し位」というイメージがありますが、今回コーヨーに特注したラジエータは、現在のコーヨーの『ノウハウを全
投入』した形で、既存の部品は使用せず、『一から専用設計』して頂いています。
具体的には一般仕様品に比べ、最冷の為に現車合わせで、ボンネット内の風流の考慮、スペースの最大使用、水流抵抗等の改善等を行っ
ています。
内容としては、自己放熱が良い「銅」をメインで採用し、コア部分以外の上下タンクについても、強度限界まで銅の比重が高い真鍮を使
用、水の流れについては、アッパーホース口位置の変更、またコア前面の風量が増える様、最大限にコア巾を変更、抜けを考慮しコア厚
減、容量アップとしてコア増、そしてチューブ(水の通り道)ピッチ変更、フィン(風の受け)ピッチ変更、ルーバー(フィン毎の風の
受け)については、現時点での技術で最も放熱量の一番稼げる形状へ変更し、更に風の流れに合わせ箇所毎でルーバーの数をも変更して
います。
◆ラジエーターへの導風処理
ノーマルクラクションをセンターから移動、サイズを縮小したクーラコンデンサヘ変更、キャラバン用ラジエーター電動ファン(押し出
しタイプ)を設置、水流抵抗改善として、サーモ外しを実行しました。
◆効果
10月の時点で高速走行での水温は、アッパーホースの所で50度(一般道では60度)になってしまい純正メータでは触れなくなりま
した。その為、夏以外ではサーモを取り付け、ヒーターから温風が出るようにしている状態です。(ICはノーマル位置です。)サーキ
ットでも70度以上も上がりませんでした。夏場、気温30度以上の高速巡航でも80度まで上がりません。サーキット走行などで夏場
水温に悩んでいた方は御勧めです。
また、小型化したクーラコンデンサについては、容量不足による夏場の冷却も問題ありませんでした。
◆写真・開発レポート
コーヨーから『写真』、『開発レポート(詳細等)』も頂いていますので御参照下さい。
◆購入希望の方は
(株)コーヨー 東京営業所 所長 佐原 祐一 (03)5658-5615 まで
製品名:RNN14 Toshi仕様
価格は、一般RNN14版3層銅製と同じく¥98,000で販売してくれます。
●注文の際、RNN14 Toshi仕様と佐原さん宛てご注文下さい。でないとRNN14一般3層になってしまいます。
●縮小サイズクーラコンデンサ購入を希望される方も直接、佐原さんに問い合わせて下さい。 |