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過去にカーボーイに投稿しようと考え、作成した文章です。作成時期が古いので、内容的におかし
い部分もありますが、ほぼ原文で掲載します。

私の車はパルサ−GTI−R、動力性能については異端児的な車として有名ですが、車内に目を向
けるとコンソール部が狭くデッキが1DIN分しか入りません。当然この1DIN分に多機能なデ
ッキを入れようとすると無理があり、各社のカタログを見ながら頭を悩ませる日が毎日続きました。
しかし、ある日発想を転換。というのはトレイドマ−クとも言えるあの3連メータ(目盛りに不安。
ラムコ等のメーターに替えて他に移す)を外すことにしたのです。
あの部分は本来(I−R以外)標準のラジオが入っているところで、デッキを取りつけるのには問
題はありません。
但し、これですと2DIN分あることはあるのですが、デッキが上下に別れるため操作時に不便が
あり、当然2DIN一体式デッキの場合は入りません。
そこでさらに一歩進めて エアコンコントロール部(以降A/CC部と置き換える)が上(3連メ
ーター部)に入らないかと考え行動を開始しました。
まずは資料集めというところですが、私はI−Rを購入するときにセールスに無理を言って整備書
(価1万円)を手に入れていました。
そのため案外簡単に全体の概要をつかむことができ、これならいける? ということで本体の分解
に入りました。
パネル類は整備書に従い、時間はかかりましたが問題なく? 外せることができました。
肝心な3連メ−タ−部とA/CC部は両方とも4穴のビスどめで、取付穴の位置は同じですが奥行
き(A/CC部が前どめ)が違ってました。
また、3連メーター部は、カプラ1個の配線のため、簡単に外せるのですが、A/CC部は、カプ
ラだけの配線ではなく、一部(10数本)の配線が本体に組み込まれた上に短いのです。そのため、
このままでは上に入りませんでした。
試行錯誤した結果、配線の長さついては、破線の結束部を2ケ所はずすことで解決しましたが、配
線が直接入ったA/CC部(寸法的に裏から回せない)は、どうすることもできません。
配線を切って後でつなぐことも考えましたが、配線の数が多くそう簡単にはいきそうにはありませ
ん。
途方にくれながらA/CC部を見ていると、その直接入った配線が温度設定部に集中していること
が分かりました。
そこで その温度設定部をA/CC部から外せないかと A/CC部を分解してみたら、なんと大
正解。温度設定部を残して A/CC部をコンソ−ルから外すことができ、そのおかげで配線(温
度設定部の移動は寸法的にOK)を上に移すことができました。
次の問題は、取付部の奥行きの違いです。前に書いたとおり3連メ−タ−部とA/CC部では、取
付穴の位置は同じなのですが、奥行きが違い、ボルトオンとはいきません。
しかし、幸いなことにA/CC部の方が前どめのため、車体側の取付穴を大きくしてボルトを立て、
ダブルナットで位置決めをして(A/CC部の取付穴も拡大し、温度設定部を組み込む)取り付け
ることができました。
デッキ本体は、カロッツェリアの旧型900シリーズ(新90シリーズは高価なばかりで、デザイ
ン及び機能的にも気にいらず、無理を言って旧型をオーダ)入ることにしましたが、しかし取り付
けほうは大変。
というのはカロッツェリアにはパルサ−用の取り付けキットがまだなく、そのため試行錯誤しなが
ら金具を加工してなんとか取り付けました。(後日、日産純正部品を流用して問題解決)またカッ
プホルダー及び灰皿は、取り外して補機類を入れ、一応システムは完成しました。
さて、実際の使い勝手ですが、純正より純正らしく機能的で、どうしてメーカーはこうしなかった
のかと、疑いたくなりました。
特にGTI−R以外の場合は、3連メーターがないのですから、こちらの方が絶対良いと思います。
まだ珍しい車ですので人がよく集まってきます。ですから色々と話がもりあがり時間を忘れます。
チュ−ンの話や情報交換もよくしますが、このシステム10人中8人(2人分はシステムに無関心、
もしくはあきれ顔)がそこそこの関心をしめします。
そしてこの時こそ、私の今までの苦労が報われる瞬間です。

1991年7月17日

追記

本文では、パネル類(クラスターリッド)の取り外しを問題なく?と書きましたが、整備書がない
と相当苦労すると思います。
ビス等の量も多く、ベンチレ−ター(空調吹出し口)の調整ワイヤーの設定、メタルクリップ類も
結構固く、下手をするとパネル類を損傷してしまうこともあります。
もし、作業されるのでしたら、充分注意して下さい。