1990年8月のフルモデルチェンジによって、4代目となったパルサーシリーズの3ドアハッチバックにのみ設定されたの
がこのGTi−R。このクルマは当時日産がWRC参戦用のマシンとして開発したマシンだ。コンパクトなハッチバックボディ
に2.0リッターのターボエンジン、そしてフルタイム4WDというレイアウトは、まさに当時WRCで常勝を誇っていたラン
チアデルタインテグラ−レと同様のもの。つまり、このGTi−Rは、WRCでの勝利を運命づけられたマシンだったのだ。
搭載されたパワーユニットは、従来からあった2.0リッター直列4気筒DOHCターボのSR20DET型をベースに、ス
カイラインGT−Rからその技術を受け継いだ4連スロットルなどの吸排気系を採用することにより、230PS/29.0k
gmを発生したもの。そしてこれに組み合わせられる4WDシステムは、センターデフにビスカスLSDを採用し、前後50対
50のフルタイム式アテーサを採用している(WRC車は電子制御トルクスプリット式だった)。また、これに加えてボディの
方もノーマルに比べて大きな変更を受けているのが特徴。大型のフロントスポイラーを始めとして、リアにはかなり大型なリア
スポイラーを装備。さらにボンネットには、大型のエアインテークも設けられていた。2.0リッターターボ+4WDというレ
イアウトが生み出すその走りは、まさに圧倒的のひとことだ。
(GRAN TURISMO2より引用)
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