キャラクターの勝利  [高瀬町・須崎]    [戻る]

須崎

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FIRST IMPRESSION [いきなり交渉OK]
 ここ須崎は、昨年末に敢行した第4弾のうどん紀行で食せずじまいに終わっていた店である。基本的にはごく一般的な食料品店の面持ちなのだが、実は奥でうどんを打っている。高瀬町麻にはこういった隠れ製麺所が数多く存在するらしい。以前来た時の話では朝一番の釜揚げの時になら食べれるという話だったので、今回は早朝に赴くことにした。
 いざ店の前に来ると、やはり尻込みしてしまうのは仕方ない。だって普通の店やん、などと思ってしまう。が、意を決して中へ入り、店のおばちゃんに尋ねてみる。
 「えっと、うどん食べさせてもらいに来たんですけど」
 「あついん?つめたいん?
 「え、冷たいので・・・・」
 いきなりである。何の問題も無くうどんを食べさせてもらえるようだ。早速奥に通されると、そこではおっちゃんが玉分けの真っ最中であった。

LET'S EATING [too Strong]
 「こないだ来た屋島の人か
 と聞かれて、慌てて否定。屋島くんだりからここまでうどんを食いに来る輩がいるとは驚きである。それはともかく、うどんをいただくことにした。メニューなどは存在せず、釜揚げしているその場での立ち食いである。
 景気よく大盛りにしてもらったうどんに、ヤマキのだしをかけて食べる。何とも庶民的であるが、それでいてうまい。麺は非常にコシが強く、それでいて伸びやかである。しこしことした食感が素晴らしい。
 うどんを食べながら、自分の家は割と近所だなどと話を交す。非常にローカルな話なのでここでは割愛するが、なんとも気のいいおっちゃんである。
 更に、「もっといるか?」と言ってうどんを差し出してくれた。今後何軒か回るつもりだったので遠慮したのだが、「若いのに何言よんじゃ」と容赦無く追加されてしまった。コシがある麺だけにかなりずっしりとくるが、うまいので全然抵抗は無かった。
 ちなみに一杯百円ということだったが、どう見積もっても3玉くらいは食べた気がする。百円というのはあくまで形なのかもしれない。
 店を出る際、同行の黒島氏は店のおばちゃんに「あんた観音寺の人な」と言われたらしい。「よう分かりましたね」と答えると、「あんたは観音寺の顔じゃ」と返ってきたそうだ。どうやって見分けられるのか、何とも不思議である。
 これまで幾軒ものうどん屋を巡り歩いてきたが、これほど強烈な個性を持った店は初めてかもしれない。うどんの味もさる事ながら、おっちゃんとおばちゃんにはもう一度会いに来なければ、と思わせてしまう一軒であった。

INFORMATION [須崎]
食したおうどん すうどん(だしあり) 1杯 100円
住所 三豊郡高瀬町上麻3778
辿り着くヒント 麻郵便局向いの細い道を徒歩しばし
休業日 無休

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